プレスリリース
2000
2000年3月28日
宮津エネルギー研究所、姫路第一発電所におけるISO14001の認証取得について
この度、当社としては初めて、宮津エネルギー研究所および姫路第一発電所において、ISO14001の認証を取得しました。
当社は、これまでより、地球環境問題への取り組みを重要な経営課題の一つとして位置づけ、全事業分野に環境管理システムを導入し、環境保全に向けた取り組みを推進してきました。
さらに、平成8年以降は、ISO14001の発行に伴い、従来からの環境管理システムを更に充実させるため、宮津エネルギー研究所をモデルとしてISO14001に適合したシステムを構築し、既に全ての火力発電所において同様のシステムを水平展開してきました。
今回の認証取得は、これまでの取り組みの成果を客観的に評価していただき、当社の環境保全への取り組みに対するお客さまのご理解をより一層得るためのものです。
今後は、原子力発電所、電力所や営業所においても、ISO14001に適合したシステム構築を進めていきます。
【認証取得事業所概要】
名 称 | 宮津エネルギー研究所 (含む宮津ガスタービン発電所) |
姫路第一発電所 |
所 在 地 | 京都府宮津市字小田宿野1001 | 兵庫県姫路市飾磨区中島3058の1 |
事業概要 | 火力発電(重油、原油) 新・省エネルギー及び 温排水利用に関する研究 |
火力発電(重油、LNG) |
出 力 | 87万kW | 176万2千kW |
運転開始 | 平成元年8月 | 昭和30年9月 |
認証取得日 | 平成12年3月24日 | |
認証機関 | 株式会社 国際規格認証機構(OISC) |
【従来からの環境管理システム】
平成3年以降、全社行動計画策定→各部門等の自主的な目標設定→活動実施→結果のチェック・アンド・レビュー、という流れで継続的に行われている当社の環境管理活動に関するしくみのこと。昭和56年に電力会社として初めて導入したTQC手法を活かし、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを回すという形。
【ISO14001】
平成8年9月にISO(国際標準化機構:International Organization for Standardization)が発行した環境管理システムの国際標準。その翻訳規格として、平成8年10月にJISが制定されている。
環境方針-計画-実施及び運用-点検及び是正処置-経営層による見直しによるPlan-Do-Check-ActのPDCAサイクルのしくみについて要求事項が規定されており、自主的に設定した環境パフォーマンスのレベルを管理し、達成するためのツール。
【株式会社 国際規格認証機構(OISC)】
(株)関西総合環境センターなど7社の出資により設立。 (会社概要) |
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・資本金 | 払込資本金 2,000万円(授権資本8,000万円) | |
・本 社 | 大阪市中央区安土町1丁目4-9 新船場ビルディング7F | |
・事業内容 | ISO 14001 環境マネジメントシステム、ISO 9000S 品質マネジメントシステム等、国際規格のマネジメントシステムに係る審査登録業務 | |
上記に関する付帯業務(内部環境監査員教育、規格解釈に関するセミナー等) | ||
・設立時期 | 平成11年10月20日設立し、審査登録業務を開始 平成12年度に(財)日本適合性認定協会(JAB)の認定取得を予定している。 |
以 上