プレスリリース
2000
2000年2月19日
大飯発電所２号機のタービン手動停止に伴う原子炉の停止について
大飯発電所２号機（加圧水型軽水炉 定格出力１１７万５千キロワット）は、２月１４日に発生した復水器内への海水の微少な漏れ込みに対する復水器点検のため、電気出力６０％にて運転中のところ、本日１０時３５分頃から復水器の真空度が低下しているのを運転員が確認したため、同１０時４６分より出力の降下を開始しました。その後、復水器の真空度が約５８０mmHgまで低下していると判断（＊）し、同１０時４９分、タービンを手動停止し、それに伴い原子炉が停止しました。
原因については、現在詳細調査中です。
なお、この事象による環境への放射能の影響はありません。
以 上
＊現在までの調査で、運転員がＣＲＴ画面の指示の表示を見誤った可能性が高いと推定しております。
