プレスリリース

2000年2月14日

大飯発電所2号機の出力降下について

 大飯発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格出力117万5千キロワット)は、定格出力で運転中のところ、2月7日、復水器内への海水の漏れ込みを検知する検出器の指示値に一時的な変動が認められ、その後通常値で安定していましたが、本日7時20分頃より指示値に上昇が認められました。

 このため、海水漏れ込み箇所の特定を行っていたところ、本日11時06分および13時10分、復水器1Bの検塩計指示値が警報設定値(0.3μS/cm)を超えたことから、同復水器内に海水の微少な漏れ込みが発生しているものと判断し、本日14時00分より出力降下を開始し、16時頃に電気出力を約60%とした上で、復水器の点検・補修を実施します。

 なお、この事象による環境への放射能の影響はありません。

以 上  

プレスリリース