プレスリリース

1999年10月29日

高浜発電所1、3、4号機の運転再開について

 高浜発電所1、3、4号機(加圧水型軽水炉 1号機:定格出力82万6千キロワット3、4号機:定格出力87万キロワット)は、定格出力で運転中のところ、10月27日11時48分、原子炉が自動停止しました。

 原因は、西京都変電所の50万V変圧器の保護装置にトラブルが発生し、送電系統の周波数および電圧が変動したことから、高浜発電所において「1次冷却材ポンプ周波数低」および「1次冷却材ポンプ電圧低」の警報が発信し、原子炉が自動停止しました。
 高浜発電所につきましては、今回の自動停止の影響で主タービンおよび給水ポンプの軸受の潤滑油に蒸気(水)が混入していることが確認されたことから、潤滑油を全て取り替えることとしました。
 なお、今回の事象による周辺環境への放射能の影響はありません。

[平成11年10月27日 記者発表済]  

 主タービンおよび給水ポンプ軸受潤滑油の取り替えについては、高浜発電所1、3号機において10月28日から本日朝までに完了し、4号機についても現在取替中です。
 今後、準備が整い次第、原子炉を起動した後、発電を再開することとしており、現在の予定は、次のとおりです。

ユニット名 原子炉起動 発電再開
高浜発電所1号機 本日22時頃 10月30日午後
   〃   3号機 本日20時頃 10月30日昼頃
   〃   4号機 10月30日午後 10月31日午前

注:予定については、作業の進捗状況により前後することがあります。

以 上 

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