プレスリリース

1999年7月16日

大飯発電所3号機の原子炉起動および
調整運転の開始について

  1. 今回の定期検査を利用して実施する主な工事等

    (1)1次冷却材ポンプ供用期間中検査
       1次冷却材ポンプの供用期間中検査として4台ある1次冷却材ポンプのうち、A-1次冷却材ポンプについて、主フランジボルト、締めつけ部等耐圧部の健全性を確認するとともに、分解検査としてインペラ等の内部部品について点検しました。


  2. 蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査(ECT)の結果

     蒸気発生器伝熱管(AおよびC-蒸気発生器、計6,764本)について、その健全性確認のため、渦流探傷検査(ECT)を実施した結果、有意な信号は認められませんでした。

      (参考)各蒸気発生器の伝熱管数
         Aループ 3,382本(今回検査実施)
         Cループ 3,382本(今回検査実施)
         Bループ 3,382本
         Dループ 3,382本


  3. 燃料集合体の検査結果

     燃料集合体(24体)について、外観検査を実施した結果、燃料集合体に異常は認められませんでした。
     また、燃料集合体193体のうち101体を取替えました。
     [取替用燃料集合体のうち、56体は新燃料集合体]


  4. 次回定期検査の予定定

      平成12年春頃

以 上  

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