プレスリリース

1999年5月27日

大飯発電所4号機の新燃料輸送について

 「核原料物質、核燃料物質、および原子炉の規制に関する法律」第59条の2に基づき、国が定めているA型核分裂性輸送物に係わる技術上の基準の主なものは、以下のとおりである。
    線量当量率: 表面で2mSv/h以下
    表面から1m離れた位置で0.1mSv/h以下

    表面汚染密度:

    α線を放出する放射性物質の場合、
    0.4Bq/cm以下

    α線を放出しない放射性物質の場合、
     4Bq/cm以下

 また、A型核分裂性輸送物の試験条件には、
    一般の試験条件: 水の吹きつけ試験
    自由落下試験
    圧縮試験
    貫通試験

    特別の試験条件:

    9m落下試験
    棒上の1m落下試験
    耐火試験
    浸漬試験
 があり、これらの厳しい諸条件下においても、容器の健全性を維持し、臨界の防止を確保するよう、法令の基準値を満足している。
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