プレスリリース

1999年5月7日
関西電力株式会社

美浜発電所2号機の点検状況について(余剰抽出水系統配管からの漏えいに伴う点検状況)

 美浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格出力50万キロワット)は、復水器内に海水の微少な漏れ込みがあるものと推定されたことから点検・補修のため、平成11年4月29日14時00分から出力降下を開始し、同日15時45分に電気出力を約65%として運転していましたが、4月29日の格納容器サンプ水位の上昇率において通常値に比べ、有意な増加が認められました。
 このため、関連する計測値の監視強化を行うとともに、格納容器内監視用テレビカメラにより、各部の点検を行った結果、Bループの余剰抽出水系統取出配管部付近からわずかな水漏れが認められました。
 格納容器サンプ水位の上昇率は、プラント停止基準を十分下回っていますが、より詳細な点検、調査を行うため、4月30日に発電を停止しました。
 なお、今回の事象による周辺環境への放射能の影響はありません。

[平成11年4月30日記者発表済]

 その後、水漏れが認められた箇所の外観点検を実施した結果、Bループ1次冷却材ポンプ入口配管の余剰抽出水系統取出配管曲げ部の背側中心部近傍に直線状の割れ(外表面長さ約7mm)が確認されました。
 また、格納容器内点検の結果、当該箇所以外での漏えいは認められませんでした。
 今後、原子炉より燃料を取り出し、1次冷却材系統の水抜きを行った後、当該部を切り出して、試験施設にて詳細原因調査を実施する予定です。

以 上

(通商産業省によるINESの暫定評価)
基準1 基準2 基準3 評価レベル
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INES:国際原子力評価尺度

<参考資料>