プレスリリース
1998
1998年10月2日
美浜発電所1号機の原子炉起動および調整運転の開始について
- 今回の定期検査を利用して実施した主な工事等
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(1) 1次冷却材ポンプ供用期間中検査
1次冷却材ポンプの供用期間中検査として2台ある1次冷却材ポンプについて、主フランジボルト、締め付け部等耐圧部の健全性を確認するとともに、分解検査として、インペラ等の内部部品について点検を行い、異常のないことを確認しました。(2) 余熱除去系統注入ライン増強工事
アクシデントマネジメント(AM)対策として、余熱除去系の再循環ができなかった場合に代替再循環経路を確保するため、新設の代替再循環ポンプを設置し余熱除去(低圧注入)系統注入ラインに接続しました。 - 蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査(ECT)の結果
蒸気発生器伝熱管全数(5,836本)について、その健全性確認のため、渦流探傷検査(ECT)を実施した結果、有意な信号は認められませんでした。 - 燃料集合体の検査結果
燃料集合体の外観検査を実施した結果、燃料集合体に異常は認められませんでした。
また、燃料集合体121体のうち45体を取替えました。
[取替用燃料集合体のうち28体は、新燃料集合体] - 次回定期検査の予定
平成11年冬頃
以 上