プレスリリース

1998年7月14日

返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認申請書の変更(一部取下げ) 及び返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認申請について


(1)申請日     : 平成10年7月14日
(2)申請者及び数量 : 関西電力株式会社    3本
             中部電力株式会社    2本
(3)輸入廃棄物に係る固型化を行った者 : COGEMA
(4)製造時期             : 1993年前半〜1995年前半
(5)輸入廃棄物の内容等
  ○輪入廃棄物の内容    :使用済燃料の再処理に伴い発生する高レベル放
                射性液体廃棄物をステンレス鋼製容器にほうけ
                い酸ガラスを固化材として固化したもの
   ・閉じ込め       : 良
   ・容器材質       : 仏国規格 Z15 CN24 13(JIS SUH 309相当)
   ・容器肉厚       : 約5mm
   ・高レベル放射性液体廃棄物の起源:軽水炉用ウラン燃料
  ○輸入廃棄物の固型化の方法: AVM(Atelier Vitrification de Marcoule)法
  ○輸入廃棄物の寸法    : 外径:約430mm、高さ:約1,340mm
  ○輸入廃棄物の重量       : 482kg~503kg
  ○輸入廃棄物の強度       : 良
  ○輸入廃棄物の発熱量      : 1.6kW/本~1.8kW/本
  ○輸入廃棄物に含まれる放射性物質の種類毎の放射能濃度(申請時点)
   ・α線を放出する放射性物質  :  1.7×1014 ~ 2.3×1014 Bq/本
    (放射性核種濃度)241Am :  7.1×1013 ~ 9.6×1013 Bq/本
             244Cm :  8.2×1013 ~ 1.3×1014 Bq/本
   ・α線を放出しない放射性物質 :  1.8×1016 ~ 2.0×1016 Bq/本
    (放射性核種濃度)90Sr :  3.3×1015 ~ 3.7×1015 Bq/本
             90Y  :  3.3×1015 ~ 3.7×1015 Bq/本
             106Ru :  6.6×1012 ~ 2.5×1013 Bq/本
             106Rh :  6.6×1012 ~ 2.5×1013 Bq/本
             125Sb :  4.9×1012 ~  2.8×1013 Bq/本
             134Cs :  1.2×1014 ~ 3.0×1014 Bq/本
             137Cs :  4.9×1015 ~ 5.8×1015 Bq/本
             137mBa :  4.6×1015 ~ 5.4×1015 Bq/本
             144Ce :  2.3×1012 ~ 2.0×1013 Bq/本
             144Pr :  2.3×1012 ~ 2.0×1013 Bq/本
             154Eu :  1.0×1014 ~ 1.3×1014 Bq/本
  ○整理番号の表示方法           :容器蓋に刻印
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