プレスリリース

1998年6月3日

返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認申請について


(1)申請日     : 平成10年6月3日
(2)申請者及び数量 : 関西電力株式会社    20本
             中部電力株式会社    10本
             日本原子力発電株式会社 10本
(3)輸入廃棄物に係る固型化を行った者 : COGEMA
(4)製造時期             : 1992年後半~1995年後半
(5)輸入廃棄物の内容等
  ○輪入庭棄物の内容    : 使用済燃料の再処理に伴い発生する高レベル放
                 射性液体廃棄物をステンレス鋼製容器にほうけ
                 い酸ガラスを固化材として固化したもの
   ・閉じ込め       : 良
   ・容器材質       : 仏国規格 Z15 CN24 13(JIS SUH 309相当)
   ・容器肉厚       : 約5mm
   ・高レベル放射性液体廃棄物の起源:軽水炉用ウラン燃料
  ○輸入廃棄物の固型化の方法: AVM(Atelier Vitrification de Marcoule)法
  ○輸入廃棄物の寸法    : 外径:約430mm、高さ:約1,340mm
  ○輸入廃棄物の重量       : 459kg~504kg
  ○輸入廃棄物の強度       : 良
  ○輸入廃棄物の発熱量      : 1.2kW/本~1.8kW/本
  ○輸入廃棄物に含まれる放射性物質の種類毎の放射能濃度(申請時点)
   ・α線を放出する放射性物質  :  1.2×1014 ~ 2.4×1014 Bq/本
    (放射性核種濃度)241Am :  5.2×1013 ~ 1.1×1014 Bq/本
             244Cm :  5.4×1013 ~ 1.5×1014 Bq/本
   ・α線を放出しない放射性物質 :  1.4×1016 ~ 2.1×1016 Bq/本
    (放射性核種濃度)90Sr :  2.5×1015 ~ 3.8×1015 Bq/本
             90Y  :  2.5×1015 ~ 3.8×1015 Bq/本
             106Ru :  1.4×1012 ~ 5.8×1013 Bq/本
             106Rh :  1.4×1012 ~ 5.8×1013 Bq/本
             125Sb :  3.2×1012 ~  2.7×1013 Bq/本
             134Cs :  6.7×1013 ~ 3.6×1014 Bq/本
             137Cs :  3.7×1015 ~ 5.9×1015 Bq/本
             137mBa :  3.5×1015 ~ 5.6×1015 Bq/本
             144Ce :  6.2×1011 ~ 4.5×1013 Bq/本
             144Pr :  6.2×1011 ~ 4.5×1013 Bq/本
             154Eu :  9.1×1013 ~ 1.5×1014 Bq/本
  ○整理番号の表示方法           :容器蓋に刻印
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