プレスリリース

1998年4月17日

平成10年度の燃料輸送計画について

 「核原料物質、核燃料物質および原子炉の規制に関する法律」第59条の2に基づき、国が定めている「A型核分裂性輸送物」に係る主要な技術上の基準は次のとおりです。

    1.線量当量率: 表面で2mSv/h以下
    表面から1m離れた位置で0.1mSv/h

    2.表面汚染密度:

    α線を放出する放射性物質の場合、
    0.4Bq/cm以下

    α線を放出しない放射性物質の場合、
    4Bq/cm2以下

 また、A型核分裂性輸送物の試験条件には、
  • 一般の試験条件
     水の吹き付け試験、自由落下試験、圧縮試験、貫通試験。

  • 特別の試験条件
     9m落下試験、棒上への1m落下試験、耐火試験、浸漬試験。
 があり、これらの厳しい諸条件下においても、容器の健全性を維持し、臨界の防止を確保するよう、法令の基準値を満足しています。
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