プレスリリース

1998年1月7日

返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認申請書の一部補正および仏国におけるガラス固化体の測定結果について

  1. 外観
    (1)測定方法
    目視により、ガラス固化体に著しい破損がないことを確認する。
    (2)測定結果
    全てのガラス固化体について著しい破損はなく、結果は「良」である。
      
  2. 閉じ込め
    (1)測定方法
    ガラス固化体を測定容器に収納し、排風機によって測定容器内を経由した空気を放射性物質捕集器(フィルタ及びルテニウム捕集材)に通す。その後、フィルタ及びルテニウム捕集材の放射性物質(放射性セシウム及び放射性ルテニウム)を分析し、放射性セシウム及び放射性ルテニウムがそれぞれの判定基準を満たしていることを確認し、ガラス固化体の閉じ込めが健全であることを確認する。
    (2)測定結果
    全てのガラス固化体は判定基準を満たしており、結果は「良」である。

  3. 表面汚染
    (1)測定方法
    ガラス固化体を回転させて、ガラス固化体表面をスミヤろ紙で拭き取り、スミヤろ紙の分析を行って、放射性物質の表面密度が判定基準を満たしていることを確認する。
    (2)測定結果
    全てのガラス固化体は判定基準を満たしており、結果は「良」である。

  4. 参考
    上記の測定は、ショットブラストによるガラス固化体表面の磨き上げ及び表面汚染検査装置によるガラス固化体表面の拭き取りの後、実施されている。

    以 上

 
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