お知らせ・更新情報

2007年12月20日

水力発電設備の電気事業法に基づく工事計画の届出漏れ等について



 当社は、市川発電所(兵庫県)および草木発電所(兵庫県)で、昭和52年(市川)および平成元年(草木)に行った予備動力設備の工事において、電気事業法に基づく工事計画の届出漏れをこのたび確認したことから、本日、原子力安全・保安院中部近畿産業保安監督部近畿支部に報告しましたので、お知らせします。


 今回の不適切な事象が発生した原因は、当時の工事担当者の当該法令に関する認識不足であります。
 不適切な事象が判明した当該設備については、設置当時に使用前試験を実施しており、また、運用以降も定期的に動作確認、点検を実施し、設備の健全性を確認しています。


 なお、本年7月に判明した読書発電所(長野県)の不適切な事象(平成19年7月25日公表済み)を受けて、当社が自主的に10月までに行った調査の中で本事象が確認できなかったことについて、原子力安全・保安院中部近畿産業保安監督部近畿支部から、本日、注意を受けるとともに、同調査において本事象が確認できなかった原因および今後の改善活動のあり方について、平成20年1月31日までに報告するよう指示を受けました。


 当社は、引き続き監督官庁のご指導を賜りながら、適切に対応してまいります。

以  上