お知らせ・更新情報

　大飯発電所３号機は、２０２０年７月２０日から第１８回定期検査を実施していたところ、８月３１日に加圧器スプレイ配管の超音波探傷検査において有意な指示が認められました。
　その後、９月１日に当該部の詳細な検査を実施したところ、１次冷却材管と加圧器スプレイ配管の溶接部付近に深さ４．６ｍｍ、長さ６７ｍｍの傷があることを確認しました。
　当該部の配管厚さは、１４．０ｍｍであり、設計上の必要最小厚さ８．２ｍｍを満足しています。
　調査の結果、今回認められた傷の発生原因は、過去の事例や研究知見等から、当該部の表面加工時に形成された硬化層に起因した強加工応力腐食割れと推定しています。

［１０月１日「原子力発電所の運営状況について」にてお知らせ済み］

　当社は、強加工応力腐食割れに係る知見を拡充する調査を目的として、今回の定期検査を延長し、当該配管の取替えを行うこととし、本日、原子力規制委員会に本対応方針を説明しました。

以　上