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2016年10月19日

仏国原子力安全局で確認された原子炉容器等における炭素偏析の可能性に係る原子力規制委員会からの調査指示に対する調査状況について

 当社は、平成28年9月29日付の原子力規制委員会からの調査指示に対する調査状況について、同年10月17日に原子力規制庁と面談を行いましたので、面談にかかる内容についてお知らせします。

 なお、原子力規制委員会からの調査指示に対する結果の報告については、平成28年10月31日までに行うこととしています。

以 上

※平成28年9月29日付 原子力規制委員会からの指示内容
(仏国原子力安全局で確認された原子炉容器等における炭素偏析の可能性に係る調査について(指示))
  • 1.貴社が設置する以下の実用発電用原子炉の以下の調査対象機器について、製造方法及び製造メーカーを調査し、その結果を平成28年10月31日までに原子力規制委員会に報告すること。
実用発電用原子炉
東京電カホールディングス株式会社福島第一原子力発電所 5号機
福島第一原子力発電所 6号機
中部電力株式会社浜岡原子力発電所 1号機
浜岡原子力発電所 2号機
関西電力株式会社美浜発電所 1号機
美浜発電所 2号機
中国電力株式会社島根原子力発電所 1号機
九州電力株式会社玄海原子力発電所 1号機
日本原子力発電株式会社敦賀発電所 1号機
調査対象機器
加圧水型原子炉原子炉容器、蒸気発生器、加圧器
沸騰水型原子炉原子炉圧力容器
  • 2.1.の調査の結果、鍛造鋼の使用が確認された場合は、当該鍛造鋼が規格(JIS等)に定める濃度を上回る炭素濃度領域を含む可能性について評価し、その結果を平成28年10月31日までに原子力規制委員会に報告すること。