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2015年10月2日

高浜発電所3、4号機の高経年化対策に係る保安規定変更認可申請の補正書の提出について

 当社は、本日、高浜発電所3、4号機の高経年化対策に係る保安規定変更認可申請の補正書を原子力規制委員会に提出しました。

 これまで、当社は、平成26年1月15日に高浜発電所3号機、平成26年6月3日に、高浜発電所4号機について、原子炉等規制法に基づき30年目の高経年化技術評価を実施するとともに長期保守管理方針を策定し、その内容を反映した保安規定変更認可を原子力規制委員会に申請し、審査を受けてきました。

 その後、平成27年8月4日に新規制基準を反映した高浜発電所3号機の工事計画認可、9月29日に高浜発電所4号機の工事計画認可補正申請で追加したポンプ、ケーブル、配管等の機器について健全性の追加評価を行いました。

 追加評価では、新たに追加した常設重大事故等対処設備についての劣化に対する評価や、重大事故時の環境を踏まえた評価等を行い健全性に問題がないことを確認するとともに、基準地震動(最大加速度700ガル)等に対する劣化を考慮した耐震安全性評価を行い、配管等の機器の耐震安全性が確保されていることを確認しました。

 当社は、この追加評価の結果に基づき策定した長期保守管理方針を保安規定に反映し、本日、原子力規制委員会へ補正書を提出しました。

※原子炉等規制法に基づき、原子力発電所の運転を開始した日以降、30年を経過するにあたり、経年劣化に関する技術的な評価を行い、その結果に基づき、今後10年間に実施すべき長期保守管理方針を保安規定に定めるもの。

以 上