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2015年9月16日

高浜発電所3号機の工事計画軽微変更届出書の提出について

 当社は本日、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づき、高浜発電所3号機の工事計画軽微変更届出書を原子力規制委員会へ提出しました。

 高浜発電所3号機については、8月17日より原子力規制委員会による使用前検査を受検していますが、使用前検査の受検に必要な書類の確認作業を行っていたところ、機器の仕様などを記載する要目表に記載の適正化が必要な箇所を確認しました。その後、工事計画認可申請書を全般的に確認したところ、他の要目表や基本設計方針等についても記載の適正化が必要な箇所を確認したことから、関連する添付書類も含め適正化した上で工事計画軽微変更届出書を提出しましたのでお知らせします。

以 上

<記載の適正化>
【要目表】 認可時(平成27年8月4日) 今回(平成27年9月16日)
海水ストレーナの最高使用圧力1.2MPa (注3)
 (注3)
 重大事故等時における使用時の値
海水ストレーナの最高使用圧力1.2MPa(注4)
 (注4)
 重大事故等時における使用時の値
A、B海水ストレーナ
  • ・大容量ポンプ(放水砲用)の取付箇所
    屋外E.L.+8.0m
  • ・大容量ポンプの取付箇所
    屋外E.L.+8.0m
  • ・大容量ポンプ入口ホースの取付箇所
    屋外E.L.+8.0m
  • ・大容量ポンプ(放水砲用)の取付箇所
    屋外E.L.+8m
  • ・大容量ポンプの取付箇所
    屋外E.L.+8m
  • ・大容量ポンプ入口ホースの取付箇所
    屋外E.L.+8m
電源車(緊急時対策所用)
 「原動機との連結方法」
 直結
電源車(緊急時対策所用)
 「原動機との連結方法」
 直結(3・4号機共用
【基本設計
方針】
7.4.2 海水ストレーナ
原子炉補機冷却海水設備を構成するA、B海水ストレーナは、…(途中略)…流路に係る機能について重大事故等対処設備としての設計を行う。
7.4.2 海水ストレーナ
原子炉補機冷却海水設備を構成する海水ストレーナは、…(途中略)…流路に係る機能について重大事故等対処設備としての設計を行う。
【適用基準及び適用規格】 敷地内土木構造物の基本方針、適用基準及び適用規格

敷地内土木構造物の基本方針、適用基準及び適用規格
  • ・「土木学会2002年コンクリート 標準示方書[構造性能照査編]
  • ・「原子力発電所耐震設計技術指針(JEAG4601-1987)

※関連する添付資料及び添付図面についても同様に修正。