05

水素発電実証

関西電力グループは、2050年のゼロカーボン社会実現に向けて、「水素社会への挑戦」を取組みの柱の一つとして位置づけ、水素の発電用燃料としての使用を目指しています。
その一環として、経済産業省およびNEDO（※） が進めているグリーンイノベーション基金の助成を受け、大阪・関西万博の期間中、水素混焼発電実証を実施いたしました。
本実証では、水素発電の社会実装に資する運用技術の確立を目指すため、姫路第二発電所に設置されているガスタービン発電設備を活用した水素混焼発電実証を行い、信頼性・安全性等の検証を行いました。
実証に使用する水素は、主に発電所構内に設置した水素製造装置にて製造いたしました。
また、発電所構外で製造された水素についても受け入れ可能な設備構成としており、福井県おおい町で製造された原子力由来のゼロカーボン水素や、山梨県で製造された再生可能エネルギー由来のグリーン水素の受入れも行いました。

※国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構