事業所・関連施設
大飯発電所
大飯発電所だより
2015 特別号 VOL.14
大飯発電所では、再稼動に向けて様々な訓練を行っています。訓練は、26年度は約1,000回、今年度は昨年度以上の実施を予定しています。体制・手順の充実・強化を進めるとともに、それに応じて必要な教育や各種訓練を繰返し行い、所員および協力会社の重大事故時対応能力の向上を図っています。
大容量ポンプを用いた、冷却水系統への海水供給訓練
送水車を用いた、使用済み燃料ピットなどへの海水供給訓練
長期にわたる事故を想定した燃料補給訓練
可搬式代替低圧注水ポンプを用いた、原子炉への注水訓練
初動対応訓練
可搬式モニタポスト設置訓練
係争中原子力訴訟について
昨年5月21日、福井地方裁判所において、大飯3,4号機の運転差止請求を認める判決があり、当社は翌5月22日に控訴し、現在、名古屋高裁金沢支部において係争中です。その他、大飯発電所に関する訴訟については以下の表のとおりですが、いずれの訴訟も現時点で判決は確定していません。
当社としましては、引き続き、大飯発電所の安全性が確保されていることを裁判所にご理解いただけるよう主張・立証に全力を尽くします。
裁判所 | 事件名 | 提訴年月日 |
---|---|---|
(1審:福井地裁) 名古屋高等裁判所 金沢支部 |
大飯発電所3、4号機 運転差止請求事件 |
平成24年11月30日(福井地裁) [当社控訴日 平成26年5月22日] |
福井地方裁判所 | 大飯3、4号機・高浜3、4号機 運転差止仮処分申立事件 |
平成26年12月5日 |
大津地方裁判所 | 美浜・高浜・大飯全11機 運転差止請求事件 |
平成25年12月24日 |
京都地方裁判所 | 大飯発電所1~4号機 運転差止等請求事件 |
平成24年11月29日 |
当社は、原子力発電の信頼を回復するため、規制の枠組みにとどまらず、自主的かつ継続的な安全性向上への取り組みを着実に進めてまいります。