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「関西での電力の安定供給」に挑む|挑むプロジェクト

関電 ✕ 最先端技術

「関西での電力の安定供給」に挑む

世界最高水準の技術で安心・安全を

電力の安定供給は電力会社にとって未来永劫、変わることのないミッション。技術進歩の中で未来に残る発電技術を追求するほか、今ある発電技術を最大限活かしつつ、安全性を高め続けることが求められるだろう。関西電力は生活を支えるライフラインとして、最先端の技術や独自のノウハウを活用した、3つの取り組みを実施している。1つ目は火力発電の効率を最大限に引き上げる。2つ目は原子力発電所の安全性を確固たるものにすること。3つ目は広域の電力網を他社と協力して創出することだ。

Phase 1

関西地域の電力を担う柱として

関西エリアの電力供給を
大きく担う姫路第二発電所。

効率的な発電設備を取り入れ
世界に誇る発電所へ。

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Phase 1

関西地域の電力を
担う柱として

兵庫県姫路市に位置する姫路第二発電所では、最新鋭の1,600℃級ガスタービンを用いたコンバインドサイクル発電方式への設備更新工事を行い、運転を開始した。コンバインドサイクル発電とは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式で、同じ燃料を使用する場合通常の火力発電より多くの電力をつくることができる上、CO2 排出量も抑えられるのが特徴だ。既存設備の運転を行いながら、段階的に停止させた既設設備の撤去工事を行うとともに、新しい発電所の建設工事を同時並行で進める難点はあったものの、これまでの経験やノウハウを活かし、わずか5年ほどで6基の営業運転開始まで構築。最新鋭の技術が稼働する発電所の熱効率は、それまでの約42%から世界最高水準の約60%に向上。関西エリアの電力供給の重要拠点として今後も「世界最高水準の高効率プラント」の運用に努めていく。

Phase 2

安全性を徹底した発電所運営へ

ソフト面やハード面など
さまざまな観点から安全性向上を図る。

さらなる安全性を求められる原子力発電所。

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Phase 2

安全性を徹底した
発電所運営へ

福井県に配置されている美浜・高浜・大飯の3つの原子力発電所は、関西地区の電力需給を長年変わらず支えてきたが、常に安全性のアップデートが求められる。原子力発電所の運転期間は原則40年。その満了に際し許可を受けた場合は、一回に限り最大20年延長できる。今あるものを最大限に活かすべく、関西電力は原子力発電所の安全性向上をもとより、廃止措置の進行や自主的な活動を推進している。施設の一部を最新のデジタル式に取り替えることで安全をより強固なものへ。さらに、巨大地震や自然災害などの万が一の際に迅速な対応ができるよう、訓練プログラムの構築や各電力会社との連携。これらを含む、さまざまな取り組みを通じて、電力供給の大きな要である原子力発電所の、安全性の追求に自主的かつ継続的に進めている。

Phase 3

国家レベルの電力網構築へ

北陸・中部・関西地方の電力供給を
結ぶ広域メリットオーダー。

関係電力会社との
電力網を敷くための仕組みづくり。

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Phase 3

国家レベルの
電力網構築へ

2016年に施行された電力自由化。これにより電気事業の分野は、自由な市場競争が生まれた。その流れを受け、関西電力は広域メリットオーダーの構築を計画。広域メリットオーダーとは、エリアを越えて費用の安い順に電源が稼働している状況を指し、このシステムを全国レベルに広げることで、日本全体の電力供給コストを最小化することも可能になる仕組みだ。その仕組みの経済効果は、年間約1100億円にものぼるといわれている。その広域メリットオーダー実現に向けて、関西電力は中部電力・北陸電力との3社相互連携の契約を締結。送配電設備が混在している地域の設備形成を最適化するだけでなく、電力9社で調整力を相互活用した需給調整コストの低減を推進している。

Future

安全・安定した電気供給のため、最新技術を駆使していく

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安全・安定した電気供給のため、
最新技術を駆使していく

関西電力は創業当時から「安全・安定した電気をお届けする」ことを使命としてきた。最新技術を積極的に取り入れて設備や業務の高度化を推進している。適切な運転や保守に努めるとともに高品質の電気をお客さまに届けること。さらには地球環境問題の解決にも取り組んでいく。

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