学生時代は子どもの発達について研究するなかで、まちや外部環境が子どもに与える影響の大きさを感じていました。そこで「まちづくりに関わる仕事がしたい」と、ディベロッパーや鉄道、インフラ業界を中心にチェック。また、まちづくりに付随する新規事業にも興味があり、ディベロッパーや鉄道業界では想像できる範囲以上の新しさが見えなかった一方、関西電力はこれから挑戦していこうとする事業範囲が自分の想像を超えていました。そのワクワク感も大きな志望動機につながった一つです。
eモビリティ事業グループでは、EV車両・充電器・工事・エネルギーマネジメントをパッケージで提案し、お客さまのEVを通したゼロカーボンの実現を支援しています。そのなかで私はEVバスに関連する新たなサービスの検討・開発や、事業化させたサービスの展開戦略の策定を担当しています。当社はエネルギーについての強みを活かしながらできるだけCO2削減&コスト削減につながるサービスを展開することで、EVバスの導入がより進むよう取り組んでいます。実際、大阪市内ではすでに大阪・関西万博に向けてEVバスが運行中です。国内でも関西はバスのEV化が進んでいるエリアであり、当社が後押しできているのはやりがいを感じるところです。
サービスの開発や展開にあたっては、メーカーやシステムベンダーなどのアライアンス先と一緒に取り組むことも多く、win-winな関係になれるよう協議を進めています。2022年8月には、EV車両の開発・製造・販売を手がけるベンチャー企業と資本・業務提携を結びました。EVメーカーへの出資は、当グループとしても初めての試みでした。互いに譲れないポイントをすり合わせ、着地点を見つけていくのは大変でしたが、粘り強く交渉を続け、社内外の多くの方から協力いただいて無事に提携することができました。またその際にプレスリリースを発表し、当社の取り組みを広くアピールできたのもいい経験でした。現在も提携先とはEVバスのさらなる拡販、脱炭素社会の実現を目指して取り組んでいます。
EVバスのお客様はバス会社をはじめ、従業員輸送用のバスを保有される企業、お客さまの送迎バスを必要とするホテルやリゾート施設などもあります。現在、こうしたお客様からEVバスのはじめてのご導入についてお問合せをいただいたり、実際に当社の支援によりご導入いただくことができました。しかし、導入台数の拡大や、長くご使用いただくという点ではまだまだ課題があり、継続してEVバスを導入しやすいサービスを検討・開発していきたいと考えています。また将来的にはサービスを開発する側だけでなく、脱炭素に資するサービスを提案・販売する営業の仕事にも挑戦してみたいです。eモビリティ事業グループの手がけたサービスを通じて、「お客さまにとっての当たり前」を作っていきたいですね。
入社前に複数の先輩とお話しできる機会があり、楽しく仕事されている印象があったため、「ここで一緒に働きたい」と思うようになりました。もちろん実際に入ると仕事は楽しいだけではありませんが、人間関係で悩むことはなく自然体でいられます。今の職場は新規事業を検討するグループなので、立ち話でも意見交換しあうような活発な雰囲気です。
夏はキャンプや野球観戦、冬はスノーボードなど、同期の仲間と遊びに行くことが多いですね。先日は阪神タイガースが日本一になったタイミングに、みんなで甲子園のパブリックビューイングに行って盛り上がりました。また最近一人暮らしを始めたので、料理やインテリアなどインドアも楽しんでいます。