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社員を知る

INTERVIEW *03

総合職社員紹介

D.ITO

  • 2014年入社/基幹理工学部研究科 電子光システム学専攻
  • 再生可能エネルギー事業本部

未来の再生可能エネルギーとして
大きな期待がかかる
洋上風力発電プロジェクトに
フロンティア精神を活かす

REASON

私の志望動機

学生の頃、世界中の様々な国に自転車で旅行しました。その際、開発途上国では停電が度々起こり、日本では当たり前のように使っている電気がない生活の不便さを改めて実感したことで「すべての人に必要不可欠な電気の仕事がしたい」と思うようになりました。なかでも関西電力は社運を賭けた黒部ダムを完成させ、日本の電力会社として初めて海外の発電事業に参画していることから、将来は海外でチャレンジしたい自分の夢を叶えられると志望しました。

MISSION

多様な面から技術を検討し
事業化に向けて進んでいく

9年目まで水力発電の仕事を経験し、現在は風力発電のグループに所属しています。グループのミッションは、洋上風力プロジェクトの事業化に向けて、風車設備の設計、調達、建設、試運転、運転保守の各段階における技術を検討すること。洋上風力は、島国である日本の利点を活かした再生可能エネルギーとして注目される、これからの事業です。陸上では山などの地形に影響を受けて風向きや風の強さが安定しませんが、洋上では遮るものがない開けた場所にたくさん風力発電を立て、安定的かつ高効率の発電が期待できます。すでに世界では洋上風力の新設ラッシュで、欧米の数少ない大手風車メーカーに予約が殺到している状況です。そんななか私は風車メーカーを選択し、コストを抑えつつ必要なスペックの風車を調達するという仕事を担当しています。

EPISODE

浮体式の先駆者となるべく
いち早く知見を深める

現在の洋上風力は海底に固定する「着床式」が主流です。しかし日本の海域は浅い海底が少なく着床式には適していないため、海上に風車を浮かべて発電する「浮体式」の普及が欠かせません。そんななか、当社では世界的にまだ事例の少ない浮体式洋上風力について、ヨーロッパの開発案件に参画するかどうかの判断を、機械・電気・土木など様々な専門性を持つメンバーとともに技術的側面から評価し、検討するという役割を果たしました。国内でも海外でも、洋上風力は複数社が共同事業体をつくって挑むビッグプロジェクト。どの会社とタッグを組むかの判断も非常に重要です。私たちはこうした経験を通じていち早く浮体式の深い知見を獲得し、国内での浮体式洋上風力の先駆者となることを目指しています。

FUTURE

海外事業で経験を積み国内にフィードバックしたい

国内の洋上風力事業は原則国による公募制で、入札価格や事業の実現性などをもとに評価され、選ばれたところが海域を取得できる仕組みになっています。そこで国内での競争力を高めるため、私は海外の風力発電事業にもどんどん挑戦し経験を積むことが重要だと考えています。ゼロカーボン社会に向けた再生可能エネルギーとして有望視される洋上風力は、今後10年、20年のスパンで拡大していく分野。学生時代から世界のいろんな場所へ飛び込んできたフロンティア精神を活かし、今後は関西電力が再生可能エネルギーのリーディングカンパニーとしてさらに発展していく一翼を担っていきたいと考えています。

WORK PLACE

職場の雰囲気

再生可能エネルギー事業本部には、これまで多彩なフィールドで活躍してきたバックグラウンドを持つ仲間たちがいます。一人ひとりの専門性が高く、なおかつ共に一つの目標に向かって協力しあうチームワークが優れており、とても刺激になる環境です。オープンマインドな雰囲気のなか、若手からベテランまで自由に意見交換していますよ。

OFF TIME

OFFの過ごし方

休日は子どもと近所の公園で遊んだり、のんびり散歩したり、家族との時間を大切にしています。子どもがまだ2歳と1歳なので賑やかですが、一緒に過ごすと疲れが吹っ飛ぶくらい癒されますね。また会社の同僚とサイクリング、サウナ、ゴルフを楽しむことも。オフの日に息抜きすることで、仕事にも新たなエネルギーを持って臨むことができます。

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