スケートをやってみよう!

ここまで読んで、自分でもスケートをやってみたくなってきた人もいるんじゃないかな?
最後に、スケートをする上で知っておくと役に立つことを紹介(しょうかい)するよ。

■スケートをするときはあたたかい格好で。ぼうし、手ぶくろ、長ズボンで!

スケートができる場所には屋外スケート場と屋内スケート場の2つがあるけど、屋外はもちろんのこと、屋内の場合もリンクの氷がとけないように、室内は低い温度になっているんだ。だから、体を冷やさないようにあたたかい格好をしていくことが大切だよ。
それと、スケートをはじめたばかりの人は何度も転んでしまう可能性が高いんだ。氷は固い(かたい)から、転んでもだいじょうぶなように長袖(ながそで)、長ズボンをはくようにしよう。ぼうしや手ぶくろは転んだときのけが予防にもなるから、わすれずに持って行こう。

■スケート場にはたくさんの人がいることに注意!

はじめのうちはたくさん転ぶかもしれないけれど、転んでしまったらすぐに起き上がるようにしないといけないよ。なぜなら、スケート場はたくさんの人がすべっているから、転んだままだとほかの人とぶつかってしまうかもしれないからなんだ。氷は固い(かたい)し、スケート靴の刃(やいば)はあぶないから、ぶつかると大きなけがをしてしまうことも。

■まずは立ち方と歩き方を身につけよう

スケートが上手になるために、まず大切なのは立ち方と歩き方を身につけることだよ。

【立ち方】

慣れないうちは、つるつるとすべる氷の上で立つことはむずかしいので、少しひざを曲げ、手を体の横に置き、かたの力をぬいて、両足のかかとをつけてつま先を開くと立ちやすいよ。スケート場には手すりがついているから、そこにつかまりながら練習してみよう。

【歩き方】

立てるようになったら、次は氷の上で歩く方法だ。つま先は開いたまま、ゆっくり足を出してみよう。ふみ出した足のかかとを、氷に残った足の土ふまずのあたりにつけるよう、ゆっくりと、がにまたで歩いてみるんだ。少しかっこ悪いかもしれないけど、こうすると歩きやすくなるよ。

■止まり方とすべり方を身につけよう

立って、歩くことができたなら、氷の上で止まる方法を身につけてから、すべってみよう!

【止まり方】

体重が乗っている方の足とは逆の足を進行方向に向かってすい直(横向き)にするようにすると止まることができるよ。スケート靴で氷をけるようにしてしまうと、リンクがきずついてしまうので注意しよう。

【すべり方】

止まることが身に付いたら、いよいよすべり出してみよう。
ふみ出した足に体重を乗せ、もう一方の足を氷の上から少しだけうかせるんだ。これができたら逆の足も同じようにしてみよう。体重はかかとの方にかけておくと、すべりやすいよ。だんだん慣れてきたら、ひざを少し曲げ、ふみ出す方の足に上半身をかたむけて、体をおし出すようにして進んでみよう。

関西にもスケート場はいくつもあるよ

関西にもスケート場はいくつもあるから、ここでその一部を紹介するよ。お父さんやお母さん、お友達といっしょに行ってみよう!

■ひらかたパーク

大阪(おおさか)の遊園地・ひらかたパークは冬になるとスケートができるんだ。雪遊びができるコーナーもあるので、冬をたくさん楽しめるね。
住所:大阪府枚方市枚方公園町1−1

■大阪プールアイススケート場

夏はプール、冬はスケート場をやっているところも多いんだけど、大阪プールも冬になるとスケートができるんだ。ここには冬でも泳げる温水プールがあるから、スケートの後に水泳を楽しむこともできるよ。
住所:大阪府大阪市港区田中3-1-40

■姫路セントラルパークスケート場

サファリリゾート姫路(ひめじ)セントラルパーク内にあるスケート場だよ。セントラルパークの入園券があれば無料で遊べるんだ。
住所:兵庫県姫路市豊富町神谷1436−1

■兵庫県立円山川公苑スケートリンク

兵庫県立円山川公苑(まるやまがわこうえん)では11月ころから3月ころまでアイススケートを楽しむことができるよ。スケートリンクの目の前には円山川が流れているので、自然を見ながらすべるときっと気持ちがいいよ。
住所:兵庫県豊岡市小島1163

■滋賀県立アイスアリーナ

一流のプロ選手たちがすべることもある滋賀(しが)県立アイスアリーナは、約1800㎡と、とっても広いんだ。たくさんの人でにぎわっていても、ゆっくりとすべることができるよ。
住所:滋賀県大津市瀬田大江町17-3

(2018年1月時点の内容です)

Pick Up

  • 火力発電の燃料について
  • 地球温暖化について
  • もしもの時に、家族と連絡を取る方法