キャリアの歩み
前職は鉄道会社において、駅構内商業施設の開発・管理、沿線エリアでの地域活性化事業の企画・運営、コーポレートベンチャーキャピタルでのベンチャー投資・新規事業開発といった幅広い業務を担当しました。地域事業者や自治体等と連携し、地域資源と鉄道会社のアセットとの掛け合わせによる非鉄道事業の収益拡大に注力していました。関西電力に入社後は当社グループとの協業により、双方の事業成長が見込めるベンチャー企業への投資業務に従事しています。
当社の志望理由と入社時の想い
ベンチャー投資・新規事業開発の経験をより深めたいと考える中で、関西電力での現在のポジションを紹介いただきました。当初は電力事業の印象しか持っていなかったのですが、関西電力の「イノベーション」を推進していきたい方針を面接から強く感じ、非常に前向きな姿勢や今後取り組んでいく課題にも共感して入社を決めました。出身地である関西圏で働くことにより、エネルギー会社の一員として地域社会に貢献できるという点も決め手の一つです。
- 現在の仕事内容
- イノベーション推進グループにおいて、ベンチャー企業への投資業務を担当しています。具体的には事業部門とのシナジーが見込めるベンチャー企業への出資において、財務・法務・事業面の評価、企業価値算定、投資契約書の作成を行っています。また、出資のフェーズに限らず、パートナーとして協業可能性のあるベンチャー企業を社内の各部門に繋げる、オープンイノベーションの推進も担っています。日々変化する社外の新技術・サービスと社内のニーズを把握するため、社内外でのコミュニケーションを大切にし、情報収集を心がけています。

- 前職の経験を活かせていること
- 業種は異なるものの、ベンチャー投資や大企業での新規事業開発は前職で経験しているので、抵抗なく業務に臨むことができました。また、社内会議では前職での取り組みが事例として参考となる場面もあり、社外からの視点として意見を求められることもありました。新規事業の分野では、異業種の掛け合わせは事業開発の手段の一つでもあるため、前職の異業種での経験は私の強みの一つでもあると考えています。

業務でチャレンジしていること
直近としてはオープンイノベーションの実現のため、社内各部門におけるニーズ・シーズを把握し、同時にベンチャー企業も含めた社外の多様な事例の収集を進めています。部門の持つ課題の解決に寄与するベンチャー企業をマッチングさせ、具体的に検討が進んでいく場面を見ると、とてもやりがいを感じます。また、長期的には、地域のサステナブルな成長を実現するための新規事業を開発し、様々なエリアで展開することで地域課題の解決に取り組んでいきたいので、社内にある多くの学びの場を活かして自己研鑽していきます。
- 職場の雰囲気・ワークスタイル
- テレワーク環境が整っており、職場としても積極的に活用する方針なので、柔軟な働き方ができています。役職を問わずコミュニケーションも活発で、テレワーク時も困ったときはメールやチャットで相談に乗ってもらえます。入社して特に驚いたのは、グループ内で積極的に「雑談」の予定を入れていること。用事が無ければ会話する機会が無くなる中、あえて雑談の時間を取ることで、グループ内のコミュニケーションが活発になっています。中途入社かつテレワークで不安もありましたが、頻繁に交流を持てたことでフランクな雰囲気の中で安心して働けています。
