キャリアの歩み
前職は電機メーカーにて電気自動車向けリチウムイオン電池や、その材料の開発に9年間従事。日本や中国での量産ラインの立ち上げにも携わりました。製造や設備部門など、様々な人を巻き込んで仕事を進め、電池製造の上流から下流まで幅広く経験してきたと思います。関西電力に入社後は、前職の経験を活かして蓄電池関連の新規ビジネスの企画と、ベンチャー企業との協業を検討する業務に携わっています。
当社の志望理由と入社時の想い
転職を考えていた頃、「蓄電池のキャリアを活かして、再生可能エネルギーの普及とサステナブルな社会づくりに貢献したい」という想いがありました。その中で関西電力が、ゼロカーボン化推進に蓄電池を用いた新規ビジネスの企画を行う人材を募集していることを知ったのが応募のきっかけです。当初はお堅い企業イメージがありましたが、面接の中で社員の皆さんが柔軟かつ活き活きと新規ビジネスに取り組んでいると聞き、企業イメージが大きく変わったことを覚えています。私の想いにマッチし、かつ柔軟に働くことができるということに魅力を感じ、入社を決めました。
- 現在の仕事内容
- 「経営企画室 イノベーションラボ 次世代エネルギー・蓄電ビジネス推進グループ」で、蓄電池関連の新規ビジネスの企画を主に行っております。具体的には、次世代電池の探索と見きわめ、蓄電池関連のベンチャー企業との協業検討を担当。検討を進める中では、蓄電池のメーカーにいた知見を活かして技術的観点を交えながら議論するよう心がけています。メーカーで培った自身の知識を社内に普及させることにも努めているところです。

- 前職の経験を活かせていること
- 前職での経験は、次世代電池を用いたビジネスを検討することに活かせています。特に蓄電池関連のベンチャー企業の方々と議論するうえで、導入していくためにはどのような課題が考えられるのか、その課題を解決するために関西電力としてどのような役割を担えるのか、それらを技術的知見から議論できるところが私のバリューだと考えています。関西電力における蓄電池関係のビジネスは、私がリードするという想いで日々業務を行っています。

業務でチャレンジしていること
電力のゼロカーボン化には再生可能エネルギーの普及が必須ですが、例えば太陽光発電は夜間に発電できない、つまり出力が安定しないことがネックです。そこに蓄電池を設置することで、昼間に充電して夜に放電できるようになるため、安定的に再生可能エネルギーの恩恵を受けることができます。まだまだ蓄電池の価格が高いなど、普及するための課題も多くありますので、そのブレイクスルーとなるような蓄電池関連ビジネスを様々な企業の協力を得て実現することにチャレンジしています。今後は次世代エネルギー全般の知識も身につけ、コストや環境貢献度など多角的に次世代エネルギーの導入を判断・推進できる人材になりたいです。
- 職場の雰囲気・ワークスタイル
- イノベーションラボという名前の通り、イノベーティブな雰囲気を職場から感じています。所属部署ではカジュアルな服装での出勤がOK、かつフリーアドレス化されているため、立場は関係なくフランクに議論ができている実感があります。私もふらっと他のチームの方と会話し、そこから勤務後にご飯へ行くこともしばしば。さらに、フレックス勤務ができるだけなく、テレワークも推奨されているので、柔軟な働き方ができ、家族との時間も増えたと感じています。
