募集求人一覧

気候変動問題に関わる水素事業に
業界でいち早く取り組める魅力

PROFILE

NAME

T.Yasuba

2022年度 入社

DEPARTMENT

水素事業戦略室
国際グループ

キャリアの歩み

前職はエンジニアリング会社で水素の新規事業開発に従事。その会社で培われてきた高い技術力をベースに水素関連技術を調査・比較するともに、キャッシュフローモデル分析を用いた経済性評価を担当する中で、水素分野の俯瞰的な視点を養いました。この経験で得た水素に関する技術的・経済的知見を活かして、関西電力では水素サプライチェーンの構築に向け、具体的な水素事業案件の評価・比較、プロジェクトの遂行などに携わっています。

当社の志望理由と入社時の想い

大学時代から「気候変動問題に携わっていきたい」という想いを持っていました。それを形にするための有望な技術として水素に注目していたのが、前職からこの分野を選んだきっかけです。前職では水素サプライチェーンにおける供給者に近い立場から、事業に携わってきました。ただ、将来的には水素サプライチェーン全体を構築したいと考えていたため、供給側だけでなく、需要側の視点を知ることも必要だと思い、転職を考えました。中でも関西電力は電力会社として最も早く、多くの水素を消費する見込みのある企業だったので、入社を決めました。

現在の仕事内容
水素事業戦略室の国際グループで調達先の開発を担当しており、世界各国のエネルギー企業と水素サプライチェーンの構築について日々会話しています。現状は事業としてまだ立ち上がっていませんが、いずれ安定的に水素を調達するには水素プラントを建設するところから検討する必要があります。プラント建設するにあたり、土地や電力などは十分か、信頼できるローカルパートナーはいるか、政治情勢は安定しているかなど、幅広い視点でのリスク評価を求められますが、それをどれだけ的確に行えるかがこの業務のやりがいです。前職での経験も活かしながら、2030年には確実に日本へ水素を届けられるよう、事業を推進して水素社会の実現に貢献していきます。
前職の経験を活かせていること
前職でも水素の事業開発に携わっていたため、水素に関する知見は水素事業戦略室の業務にそのまま活かすことができています。特に化学工学の知見やプラント建設に関するエンジニアリングの知見は、水素事業案件の評価で非常に役立っていると思います。また、水素プラントの検討を進める中ではエンジニアリング企業と連携していくことも必要になりますが、各企業がどのような組織になっているのか、どのようなステップで意思決定を行うのかを、前職での経験から理解していることが、円滑な案件遂行に繋がっていると実感しています。

務でチャレンジしていること

関西電力として水素社会に貢献するには、2030年に水素を日本へ持ってくることが何よりも重要であり、実現するためには水素プラント建設に関する素早い意思決定が欠かせません。そのために私は、様々なパートナーと意見交換しながら水素案件の比較評価を迅速かつ確実に行うことに挑戦しています。具体的には、多くのパートナーと積極的にやりとりしながら情報収集し、迅速に社内共有できるよう分かりやすい資料にまとめることを心掛けてきました。一番の目標である「気候変動問題の解決」に対して、重要な要素となりうる水素に業務の中で関与できていることは、私の誇りです。

職場の雰囲気・ワークスタイル
水素事業戦略室には発電所操業・燃料調達・ファイナンス・渉外など、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっており、そういった方々とフラットに議論できる雰囲気が素晴らしいと感じています。多様なメンバーから多様な視点の意見が出ることは、新しい事業を立ち上げるうえでとてもいい環境です。水素という新しく、明確な答えのない分野に取り組んでいることもフラットに意見できる要因の一つですが、私も他のメンバーから出る意見に刺激を受けながら働いています。

MESSAGE

転職希望者へのメッセージ

テレワークやスーパーフレックス、休暇制度や副業制度など、関西電力には様々な制度があり働きやすい環境が整っています。私も制度を活用しながら、業務のかたわらで自己研鑽や地域創生活動などに力を入れてきました。新たな会社・環境・業務で自己成長していくことはもちろんですが、仕事以外にも力を注ぐことができる「余白の残した仕事環境」も魅力の一つだと思うので、そういった働き方をイメージされる方はぜひ当社で働いてみてください。

社員紹介一覧へ