キャリアの歩み
前職では通信インフラ設備構築の設計業務を担当していました。具体的には行政からの依頼に応じて、駅前などの電信柱や架空式・地中式ケーブルの移設工事、経年劣化した設備更改の設計業務です。その中で台風復旧対応や2018年の京都由良川氾濫・西日本豪雨の災害復旧応援、2019年ラグビーワールドカップ会場の光設備の2ルート化などを経験できました。関西電力に転職し、現在は関西電力送配電にて保全係として設備の計画保全やお客様対応業務を行っており、前職の経験・スキルを活かし地中線設備の改修や点検などの設計業務も担当しています。
当社の志望理由と入社時の想い
前職は通信設備に携わる仕事だったのですが、一定のやりがいを感じる一方で、電気や水道といった他のインフラに比べて、通信は優先順位が低いことに若干の物足りなさを感じていました。今後のキャリアも考えるようになっていた時、前職で設計責任者を任された案件で、関西電力(現在の関西電力送配電)の設計者や復旧作業員とともに仕事をする機会があったのですが、生活に必要不可欠な電気を送る仕事している充実感や使命感に溢れている姿に「うらやましいな」と思ったことがきっかけです。私自身もその一員となり、地域の人々の生活に大きく貢献したいと考えました。
※2020年4月、関西電力は一般送配電事業を分社化し、現在は関西電力送配電が当該事業を承継しております。
- 現在の仕事内容
- 配電設備の保守業務やお客様からの申し出への対応、地中線設備の設計業務を行っています。電柱に登って設備の改修作業をすることもあれば、鳥害への対応や引き込み線の撤去、マンホールや地上機器などの改修・点検、金蓋レベル調整の設計業務を担当しています。まだまだ現場対応に時間がかかることもあるので、少しでも早く経験・知識を身につけて、先輩と遜色のないスキルを習得したいです。そのため業務と同時に、各種研修資料の学習や社外資格取得といった自己啓発にも励んでいます。

- 前職の経験を活かせていること
- 前職から直接活かせていることは少ないですが、関西電力社員(現在の関西電力送配電社員を含む)とともに仕事をする機会が多かったこともあって、入社前から当社の業務イメージは出来ていました。また、システムや設備に多少の違いはありますが、業務の流れやプロセスには大差が無いので、前職で培ったスキルや知識が間接的に活かされています。

業務でチャレンジしていること
入社してから得た知識と前職での経験を組み合わせて、業界・会社の常識にとらわれない業務フローやアイデア提案など、新しい価値観・考え方を積極的に発信し、職場内へ浸透させることが目標です。今後そういった部分で私の存在感を示すには、社内ルールの理解やシステムを習得するだけでなく、担当業務を深く理解したり、積極的にコミュニケーションをとって人的ネットワークを構築することが欠かせません。いずれ気軽に自身の意見を発信できる環境が作れるよう、業務内でのチャレンジを続けます。
- 職場の雰囲気・ワークスタイル
- 班体制の業務であってもスーパーフレックスタイム制度が導入されているので、始業時間・終業時間にとらわれることなく働けており、有給休暇などと組み合わせて、理想に近いワークライフが実現できています。また、現場では仲間の事故や災害を避けるために、遠慮することなく密にコミュニケーションをとりながら業務にあたっているので、風通しの良い雰囲気もあり、働きやすいなと思います。

※入社後の配属部門によっては、関西電力送配電株式会社へ転籍いただく可能性がございます。