地域・社会貢献活動

　男子シングルスカルの武田選手は、予選から決勝まで落ち着いて漕ぐことができました。決勝では２位に約８秒の差をつけ実力の高さを誇示することができました。３年連続この種目に出場し過去２回は準優勝で、今回ようやく優勝を勝ち取ることが出来ました。

　女子舵手なしクォドルプルは、予選ではスタートから先頭をきるも、1000m地点からクルー内での戦術の伝達が上手くとれず、１位の明治安田生命に大差をつけられ２位でゴールをし敗者復活戦にまわりました。敗者復活戦では、クルー内でのポジションの変更もありましたが、予選での反省を活かし、スタートからスピードに乗り序盤から相手チームに差をつけ、落ち着いたレース展開でゴールをし決勝へ進みました。決勝では、レースプランの通りスタートから飛び出すことができ、序盤から他の相手チームに大差をつけ、中盤もそのまま安定した良いリズムで漕ぎ通し、最後まで一歩も１位の座を譲らず２位に４秒差をつけゴールし優勝いたしました。

　男子舵手つきフォアは、予選では良いスタートがきれたものの３着と納得のいくレースが出来ずに敗者復活戦に回りました。敗者復活戦では予選のミスを修正し、序盤から落ち着いた漕ぎができ、１着で準決勝に進みました。準決勝は、ラスト500mで仙台大学に刺され、着順は２位という結果でしたが、全体を通しては冷静に自分たちの漕ぎができ、大きなミスもない良いレースをして決勝に進むことが出来ました。決勝では、スタート500mで２位と２秒差をつけ、序盤から後続を引き離す積極的なレースをすることが出来ました。後半にかけてもスピードを落とさず理想のレース展開でゴールし、優勝という結果を収めることが出来ました。

　今シーズンは、新型コロナウィルスの影響により本大会が初めての大会となりましたが、自粛期間中もモチベーションを下げず地道に練習し、その成果を今大会で発揮することが出来ました。今後はそれぞれの課題に対し向き合い、最高の環境で練習できること、レースができることに感謝して、日々の練習に励んでいきます。日頃の練習からいつもご支援いただいている皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。引き続き、頑張って参りますのでご声援のほど宜しくお願い致します。