地域・社会貢献活動

　予選は３クルーとも危なげないレースで１着でゴールし、順調に準決勝へ進出しました。

　準決勝では、濱上選手、武田選手は共に余裕をもったレース運びを展開し、２着以下と５秒以上の差をつけて、１着で準決勝通過を決めることができました。田中選手は、スタートからトップ争いを繰り広げましたが、中盤から艇のスピードを伸ばしきることができず、３着で惜しくも準決勝敗退となりました。

　決勝に進出した２クルーは高校からの先輩・後輩であり、高校時代にはダブルスカル種目に二人で出場し、国体制覇を成し遂げた経験があります。更に、二人は普段の練習からライバル意識が強く、切磋琢磨してこの大会に挑んでいます。濱上選手としては『後輩には負けたくない、先輩として連覇を止めるわけにはいかない』という気持ちであり、また、武田選手は『高校時代からの尊敬する先輩に勝ちたい』という意気込みでレースに挑みました。

　決勝では、予選、準決勝と全体トップタイムをたたき出した武田選手を抑えて、濱上選手がトップでスタートをしました。２位スタートとなった武田選手は、必死に濱上選手に食らいつきましたが、濱上選手は中盤からもスピードを加速させ他クルーとの差を広げていきました。武田選手はラストスパートをかけたものの、濱上選手と後約１挺身分、差を縮めることができず、濱上選手が１着ゴールし、武田選手は２着となりました。

　昨年度と同様に当社クルーによるワンツーフィニッシュすることができ、見事Ｈ２３年度から３連覇を達成することができました。

　本大会でも多くの方に応援していただき、ありがとうございました。今後も選手一同精進し、更なる高みを目指して取組んでいきますので、引続きご支援、ご協力の程よろしくお願いします。