地域・社会貢献活動

＜シングルスカル＞

　予選、準決勝レースと危なげないレースを展開し、当社チームにとって初めてとなるシングルスカル決勝へ進出しました。決勝は、過去５年間オリンピック選手として日本のトップに君臨し続ける武田選手（ダイキ）や昨年度シングルスカル種目の優勝選手である今井選手（中部電力）等、強豪の選手が集結しました。決勝では、倉谷選手は序盤から２位につけ、１位の武田選手の後を追う展開になりました。中盤以降、昨年度覇者の今井選手と５秒以上の差を広げ、スピードに乗りましたが、武田選手には後一歩及ばす、２挺身差で２着でゴールし準優勝と健闘しました。

＜ダブルスカル＞

　予選、準決勝と他クルーにトップを譲ることなく勝ち上がり、全体２位タイムで決勝に進出しました。

　決勝では、スタートから、過去から何度も優勝し日本代表候補選手であるアイリスオーヤマと前年度４位入賞の瀬田漕艇クラブに遅れをとりましたが、中盤で瀬田漕艇クラブを抜き去りました。しかし、アイリスオーヤマにベテランの意地を見せつけられ、２挺身差で惜しくも２着のゴールとなりました。

＜舵手付フォア＞

　各大学の強豪クルーが集結した予選では、スタートから他クルーを突放し、中盤以降もさらに差を広げ、２位以下と１０秒近い大差をつけてゴールし、全体トップタイムで予選通過しました。準決勝では、予選で勝利した仙台大学の猛烈なスタートダッシュに序盤で遅れをとりましたが、当社クルーはリズムを崩すことなくペースを上げて、１５００ｍ地点でトップに立ち、そのまま１位で決勝に進出しました。決勝では、準決勝での経験を活かしてスタートから全力で漕ぎました。最後までトップを譲ることなく１着でゴールをし、見事昨年度に引続き優勝することができました。

＜総括＞

　舵手付フォア種目では、昨年度に引続き優勝し、２連覇を達成することができました。別種目も含めると３年連続優勝していることになります。しかし、優勝という結果に慢心することなく、本大会で気づくことができた課題を克服し、今後も心技体を鍛えていきたいと思います。

　今回も多くの方に応援に来ていただき、本当にありがとうございました。後一歩惜しい結果に終わったクルーもありますが、優勝レースを始めとし、さまざまな感動を全員で分かち合えたと思っています。今後とも応援の程、よろしくお願いします。

　更に成長した姿を見ていただけるよう、来シーズンも一生懸命取り組んでまいります。 一年間、私たちを支えていただき、本当にありがとうございました。