地域・社会貢献活動

   この大会へは、「自分たちがどれだけのスピードが出しきれるか」を目標に取り組みました。ですが、予選はスピードを出すことを意識しすぎ空回りする動きが出たため、決勝に向け、１回の漕ぎで遠くへ艇を進められるよう意識しました。そして、決勝のレースではスタートから飛び出し、自分たちのリズムで中盤も粘り強く、予選で出た課題を意識し、一漕ぎで艇を遠くへ運びました。後半もスピードを保ち、ラストスパートで持っている力を出し切りゴールし、優勝しました。

   舵手無ペアは予選を全体のトップタイムで通過し決勝を迎えました。決勝では、ライバルとなるトヨタ紡織は前回大会（中部選手権）で優勝しており、当社クルーは２位の雪辱を晴らすべく、トヨタ紡織に挑みました。前半は、龍谷大学にリードを許すもののトヨタ紡織には出られることなく、焦らず自分たちのペースを保ちました。１０００ｍ過ぎで龍谷大学を差し返しトップに立つと、徐々にトヨタ紡織との差を広げ余裕のある漕ぎで、自分たちのペースを乱すことなくゴールしました。

   前回大会（中部選手権）ではトヨタ紡織を負かしていましたが、今回も全国トップレベルのトヨタ紡織との接戦が予想されるため、緊張感を持ちレースに挑みました。予選では、決勝を見据え前半から思い切ってスピードを出していくレースをしました。決勝は、予想通り前半からトヨタ紡織とのトップ争いで、選手同士でスピードを保つよう声を掛け合い後半も粘り強く力漕しました。１８００ｍ付近まで当社クルーがリードしていましたが、 ２０００ｍレースの経験を多く積んでいるトヨタ紡織の追い上げにより、力及ばず惜しくも優勝することができませんでした。

   全日本選手権に向けた２０００ｍの大会で、強豪のトヨタ紡織との接戦を繰り広げ、舵手無ペアは優勝、舵手付フォアは準優勝という結果でした。課題はたくさん出ましたが、伸びしろのあるチームであるため、課題を克服し、９月に開催される全日本選手権に向けて更にチャレンジしていきます。

   最後になりましたが、暑さに加え大雨という悪天候にも関わらず、会場まで応援に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。今後とも、応援のほど、よろしくお願いいたします。