地域・社会貢献活動

関西電力ボート部
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第89回全日本選手権大会

開催日
平成23年9月15日(木)~18日(日)
場所
埼玉県 戸田ボートコース

全日本選手権は、男子8種目、女子4種目で構成され、国内で開催される最高峰の大会となっており、距離は国際基準である2000mにて競われております。

今回は当社チームから本大会の2週間後に控える山口国体に向けた強化も考慮し、舵手なしクォドルプル、舵手なしペア、シングルスカルの3種目にて出場いたしました。

舵手なしクォドルプル

予選にて全国大学選手権覇者の富山国際大学を押さえ、全体トップタイムにて準決勝に進出、準決勝では余裕をもったストロークを継続し、万全の状態で決勝進出を決めることができました。

決勝では、ライバルとなる明治大学(準優勝)、日本大学(3位入賞)と1000mまで横一線の激しい競り合いが続きましたが、1000m過ぎから他艇を突き放すことができゴールでは1艇身以上の差をもって、4年ぶりに『日本一』のタイトルを獲得することができました。

舵手なしペア

春先よりペアでの十分なトレーニングが積めておらず、レース直前までスピードに不安要素が残る状態でしたが、予選で全国大学選手権覇者の日本大学を破りクォドルプル同様全体トップタイムにて準決勝に進出、準決勝ではスタートで失敗がありましたが2位で決勝進出、決勝では前半の予想以上のペースに出遅れ、最下位から追う展開となりましたが、後半果敢に攻め続け3位入賞を果たしました。

シングルスカル

予選・敗者復活戦とも全力を尽くしましたが敗者復活戦落選という結果となりました。

しかし、ここ2シーズン大きな病気を克服しこの1年間しっかり準備したことはレースで十分発揮されており、レース後も本人から『1シーズン漕ぎきれた達成感』とコメントがありました。

準決勝進出は難しい状況下でもチームメイトが懸命に声援を送るなど『チームの温もり』を感じさせたレースとなりました。

総括

昨シーズン、『日本一』を目前に達成に至りませんでした。

『日本一』には『日本一のプロセス』が必要であり、準備プロセスにおいて全体最適の視点で、課題の解決、人間力の強化を図ってまいりました。

やりがいの創造や技術の継承に向け『自ら考えるチーム』を目指し、選手個々に『考える』というテーマを課しつづけ、チーム内の問題(課題)解決を推し進め、『日本一』達成につなげることが出来ました。

やりがいの創造や技術の継承に向け『日本一』という結果もさることながら、『教えられたことを理解し、自分で課題を解決していくことが財産』(鹿谷主将)という言葉より、チームに残った『思考を伴う取り組んだ時間』が今後に繋がる成果ではなかったかと考えます。

また、かけつけてくれて大きな声援をいただいた皆様とも『日本一』を共有でき、皆で喜べたことも今のチームの方向性を示唆していたのではないでしょうか。

最後にはなりますが、練習環境改善など、日ごろから多くの皆様に支えられて『日本一』の瞬間を迎えることが出来ましたが、若いメンバーで構成され、まだまだ成長半ばなチームであります。

更なる飛躍目指して一生懸命頑張りますので今後とも応援よろしくお願いします。

  • 舵手なしクオドルプル レース1800m地点(左から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)

    舵手なしクォドルプル レース1800m地点(左から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)

  • 舵手なしクオドルプル ゴールの瞬間(左から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)

    舵手なしクォドルプル ゴールの瞬間(左から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)

  • 舵手なしクオドルプル 表彰後応援団とともに…(左上から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)(左下から 白井常務、森山監督、桝田先生(母校<小浜水産高校>顧問)、青山所長室長、水上庶務係長)

    舵手なしクォドルプル 表彰後応援団とともに…(左上から 長田、繁田、倉谷、鹿谷)(左下から 白井常務、森山監督、桝田先生(母校<小浜水産高校>顧問)、青山所長室長、水上庶務係長)

  • 舵手なしペア レース1900m地点(左から 大同、河下)

    舵手なしペア レース1900m地点
    (左から 大同、河下)

出場選手

舵手なしクォドルプル

  氏名 所属
ストローク 長田福馬 原子力事業本部 総務グループ
3番 繁田 涼 原子力事業本部 総務グループ
2番 倉谷郁也 美浜発電所 所長室
バウ 鹿谷敬祐 美浜発電所 所長室

舵手なしペア

  氏名 所属
ストローク 大同秀憲 社外<美浜中学校>
バウ 河下拓磨 美浜発電所 所長室

シングルスカル

  氏名 所属
ストローク 大塚泰彦 原子力事業本部 総務グループ

舵手なしクォドルプル

予選A組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 関西電力美浜 6 1分32秒79 3分07秒96 4分43秒25 6分17秒60 準決勝へ
2 富山国際大学 1 1分36秒25 3分16秒62 4分57秒28 6分37秒38  
3 東海大学 3 1分39秒16 3分22秒78 5分08秒61 6分52秒83  
4 岐阜経済大学 2 1分40秒24 3分26秒63 5分14秒54 7分00秒66  
5 一橋大学 5 1分44秒11 3分29秒43 5分15秒98 7分01秒30  
6 京都大学 4 1分42秒04 3分29秒65 5分15秒72 7分02秒74  

準決勝A組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 関西電力美浜 3 1分33秒04 3分09秒58 4分45秒06 6分25秒17 準決勝へ
2 明治大学 2 1分32秒39 3分09秒77 4分47秒03 6分27秒43  
3 トヨタ自動車 4 1分35秒27 3分14秒06 4分53秒39 6分30秒59  
4 日本体育大学 5 1分37秒35 3分17秒93 4分59秒10 6分41秒97

決勝

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 関西電力美浜 2 1分31秒52 3分03秒78 4分38秒64 6分14秒24 準決勝へ
2 明治大学 5 1分31秒71 3分03秒59 4分42秒10 6分18秒80  
3 日本大学 3 1分31秒87 3分04秒53 4分43秒16 6分20秒31  
4 東京経済大学 4 1分33秒72 3分11秒53 4分55秒27 6分38秒61

舵手なしペア

予選D組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 関西電力美浜 4 1分43秒7 3分32秒9 5分21秒1 7分09秒5 準決勝へ
2 日本大学 2 1分46秒7 3分36秒7 5分23秒5 7分11秒4  
3 トヨタ紡織 3 1分45秒8 3分39秒4 5分32秒4 7分28秒8  
4 今治造船 1 1分44秒4 3分37秒0 5分32秒1 7分30秒0
5 立命館大学 5 1分48秒8 3分43秒6 5分39秒2 7分35秒7

準決勝A組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 日本大学 5 1分50秒4 3分42秒7 5分34秒5 7分26秒0  
2 関西電力美浜 3 1分51秒9 3分45秒8 5分37秒2 7分27秒3 決勝へ
3 明治安田生命 4 1分50秒7 3分46秒0 5分39秒4 7分31秒0  
4 戸田中央総合
病院RC
2 1分49秒1 3分46秒3 5分41秒6 7分32秒2

決勝

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 ヒタ市 4 1分42秒8 3分28秒8 5分16秒5 7分04秒8
2 日本大学 2 1分46秒4 3分35秒2 5分21秒7 7分07秒2  
3 関西電力美浜 5 1分46秒1 3分35秒9 5分23秒0 7分09秒1 3位入賞
4 NTT東日本東京 3 1分44秒9 3分34秒1 5分22秒9 7分15秒0

シングルスカル

予選A組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 伊藤琢磨(東京大学淡青会) 4 1分49秒8 3分41秒8 5分31秒1 7分21秒1
2 矢地謙太郎(瀬田漕艇クラブ) 1 1分46秒4 3分39秒1 5分35秒1 7分37秒0  
3 椎名孝行(横浜漕艇倶楽部) 3 1分52秒9 3分52秒0 5分51秒8 7分51秒5  
4 小此木哲也ポール
(東京海洋大学)
5 1分54秒9 3分55秒9 5分55秒2 7分53秒6
5 大塚泰彦(関西電力美浜) 2 1分53秒2 3分55秒7 5分56秒5 7分55秒6 敗者復活戦へ

敗者復活戦G組

着順 クルー名 レーン 500m 1000m 1500m 2000m 結果
1 東山雄也(トヨタ紡織) 3 1分54秒85 3分51秒51 5分48秒51 7分48秒15
2 大塚泰彦(関西電力美浜) 2 1分59秒72 4分03秒49 6分08秒14 8分09秒12  
3 真下晃祐(岐阜経済大学) 4 1分57秒97 3分58秒58 6分03秒53 8分14秒16