地域・社会貢献活動

　シングルスカルの武田選手は、予選では序盤からリラックスして漕ぐことができ、そのまま前半で奪ったリードをキープし1位でゴールしました。準決勝も予選と同様に、スタートからトップに出ると、２位との差を保ったまま余裕をもってゴールし決勝へ進出しました。決勝では相手を意識するあまり、オーバーペースで１０００メートル地点通過しました。そのため後半スピードが思うように上がらず、２位でゴールし準優勝となりました。

　ダブルスカルは、予選ではスタートでトップに立つも、力みが目立ち、後半で競り負けてしまい敗者復活へと回りました。敗者復活では、予選の反省を活かしたレース運びができ、納得のいくレースをすることができました。準決勝では、スタートから自分たちの漕ぎをすることができず、最後までそれを立て直すことが出来ないまま４着でゴールし、決勝への進出はなりませんでした。順位決定では、最初から力を出し切り、トップで中盤を通過するものの、最後に失速してしまい４位でゴールし、全体では８位となりました。

　舵手無フォアは、予選から良いスピードを出し、トップタイムで準決勝へ進みました。準決勝はスタートで出遅れたことにより焦ってしまい、落ち着いたレースをすることができず２位で決勝への進出。決勝では準決勝の反省を活かし、スタートで出られても全員が落ち着いて漕ぎ、１０００メートル過ぎでトップに立ちました。しかしその後も２位のクルーが僅差で追いかけてきて、終始気を抜けない展開の中、集中を切らすことなく漕ぎ続け、ラストスパートでさらに加速し、他艇を突き放し、チームとして２年ぶりの全日本優勝を果たしました。

　遠方での大会でしたが応援にお越しいただいた関係者の皆様ありがとうございました。次は今シーズン最後となる新人戦があります。引き続きご声援をよろしくお願いします。