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2018年5月30日
関西電力株式会社

「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」に関する進捗状況について(2017年度下期)

 当社は、美浜発電所3号機事故の反省を踏まえ安全最優先の事業運営を行ってきましたが、その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子力発電固有のリスクへの認識や向き合う姿勢が十分ではなかったことを学びました。これを踏まえ「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」(以下、ロードマップ)を策定し、これに沿った取組みを進めていくこととしました。

平成26年6月20日 お知らせ済み]

 当社は、ロードマップの取組みを全社一体となって確実に実施するとともに、進捗状況を定期的に公表することとしており、今回、2017年度下期(2017年10月から2018年3月実施分)の進捗状況を取りまとめました。
 主な内容は、以下のとおりです。

(1)高浜3号機の安全性向上評価および安全性向上計画の作成
 原子炉施設の安全性・信頼性を向上させることを目的に、安全性向上対策を抽出し、今後の計画を作成しました。

(対策例)

  • ・運転員を対象とした運転操作訓練や、緊急時対応要員訓練の教育・訓練プログラム策定等への活用。
  • ・1次冷却材ポンプ(RCP)シャットダウンシールの導入に向け検討開始。

    ※RCPシャットダウンシール:全電源喪失事故時に1次冷却材の漏えいリスクを低減させる設備。
    導入することで、炉心溶融等の重大事故の発生確率を低減できる。

(2)工事の安全管理強化
 全発電所で、安全上重要な機器の周辺工事や資機材を使用する工事について、安全管理が確実になされているか等について総点検を行い、安全管理の面で必要な検討・処置がなされていることを確認しました。

 当社は、今後も引き続き、ロードマップにおける取組みを含め、規制の枠組みにとどまることなく、全社一体となって、原子力発電の安全性向上に向けて、自主的・継続的に取組みを進めていくとともに、これらの取組状況について、分かりやすくお知らせしてまいります。

  • ※2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、2次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方がお亡くなりになり、6名の方が重傷を負われました。

以 上

(添付資料)
(参考資料)