仕事もプライベートも「私らしさ」を大切に。

  • 中久木 優子
    中久木 優子YUKO NAKAKUKI

    IT戦略室
    情報通信技術グループ
    2017年入社/情報科学専攻

  • 渡辺 梓
    渡辺 梓AZUSA WATANABE

    火力事業本部
    土木建築グループ
    2012年入社/建築学専攻

  • 辻野 麻衣
    辻野 麻衣MAI TSUJINO

    滋賀法人営業本部
    エンジニアリンググループ
    リーダー
    2008年入社/機械工学専攻

  • 天野 優里
    天野 優里YURI AMANO

    地域エネルギー本部
    リソースアグリゲーション
    事業推進プロジェクトチームリーダー
    2008年入社/電気工学専攻

TALK THEME 01

地域に貢献できる喜びと、
「ひと」の魅力が入社の決め手に。

辻野

入社のきっかけは大学3年生の夏に当社のインターンシップに参加したことです。関西電力は発電所をはじめ、都市ガスや水素、土壌汚染の浄化など、多岐にわたる事業を展開しており、面白みを感じました。先輩社員の方がとても親切に接してくださり、オン・オフを切り替えて仕事をする姿に「こんな社会人になりたい!」と憧れたのもきっかけの一つです。また、選考時に技術を顧客に提案する「技術コンサルタント」という、採用が始まって間もない職種を勧められて。ゆくゆくは専攻の機械の技術を発信していきたいと考えていたので、一年目から携わることができるのは魅力的でした。

天野

私の場合は、高校生の頃には「関西電力に入る!」と決めていましたね。将来は「人の役に立つ仕事に就きたい」と漠然と考えていて、関西電力のCMを見て、生活に必要不可欠な電気を供給している会社なら、人の役に立てると感じたんです。生まれ育った関西で働きたかったというのもあり、ここしかない!と一直線で(笑)。だから、大学も専攻も研究室も、当社に入りやすいところを探して入りました。当時の採用担当の方にも、かなり驚かれました。

中久木

すごい情熱ですね!私の場合は大学院で情報を学んでいて「ITを使って社会のムダを省いて効率化したい、新しい価値を生み出したい」という思いを軸に、就職活動をしていました。関西電力は扱う領域も大きく、人々の生活に密着しているので、その分効率化できる効果も大きいのではないかと思って。最終的に選んだ理由は、やはり「人」です。皆さん温かい雰囲気の方が多く、誇りをもって前向きに仕事に取り組まれる姿に惹かれました。実際、面倒見の良い先輩が多く、困った時には必ず助けてくださるので、安心感があります。

渡辺

グループで助け合う意識が強いですよね。若手が悩んでいたら自然と声を掛けてくれたり…。人の魅力は大きいと思います。私は建築の知識を活かした仕事に就きたいと、当初は設計会社やゼネコンへの就職を考えていました。一般的に建築専攻の学生は設計か施工かを選択して仕事にする場合がほとんどですが、関西電力の設計部門は初期の計画から設計、積算、さらに現場での工事監理までトータルで携わることができるところが魅力でした。選考の段階で他社と迷っていましたが、私がベストな選択ができるようにと、人事の方がとても親身になってくださったことは印象的でした。

辻野

みんな基本的には自分のやりたいことをやれる環境を求めて関西電力を選びましたが、決め手になったのは「人の魅力」というのは共通していますね。

TALK THEME 02

今以上の価値創造をめざして
挑み続ける面白さがある。

中久木

私が担当しているのは、社内各部門のシステム開発を行うための開発手法を考えること。システムを構築する関電システムズと連携しながら戦略を立てます。当社は新たな価値をITやデジタルの力で生み出す「DX」の取り組みを始めています。しかし、既存のシステムの開発手法や技術は、途中変更を前提としていません。それを変更可能にするため、関電に新しい手法の導入を検討するのです。導入の順番や人材の育成、マニュアルの制定といった、全体のロードマップを描くイメージですね。20名ほどのプロジェクトで、私を含めた3~4名で毎日議論を交わしながら全体戦略を立てています。DXは今後の関電に必要となる力。私たちが考えた戦略が組織の方向性として、反映される点にとてもやりがいを感じています。

※ DX…デジタル・トランスフォーメーション

辻野

なるほど。月一の社内新聞や、プレスリリースでしかDXの情報を知らなかったので、最前線の話を聞くとすごく新鮮です。

渡辺

私は火力発電所内の建物や煙突の保全業務を行っています。発電の支障となる不具合はないか点検し、不具合箇所があれば工事計画を立てて修繕を実施します。最近ではDXの取り組みとして、ドローンを用いた点検が可能となりました。従来の大規模な仮設現場や昇降設備を組み立てた場合の点検と比べると、精度も向上し、コストも削減でき、効率化が実現します。仕事の面白みは、今までとは違う方法を見つけて成果につなげることですね。少しでもコストを削減して、今までと同等またはそれ以上の成果を得られると、本当にやりがいがあります。

天野

わかります!私は今年の8月から今の部署に異動となって、ERAB※1事業に携わっています。アグリゲータとして、個々のお客さまのアクションで生み出していただいたエネルギーをアグリゲート(束ねる)することでVPP※2(仮想発電所)を作り、まとまった電力として販売。その利益をお客さまに還元するという流れです。業務は運営全般に携わり、一般送配電事業者への調整力公募への応札、容量市場、来年度開設される需給調整市場への参入検討などを行っています。費用対効果なども厳しくチェックします。新ビジネスで収益性が高いとなると、社内でも期待度が高まるので、頑張っていきたいですね。とても将来性のある事業だと感じています。

※1 ERAB…エネルギー・リソース・アグリゲーションビジネス

※2 VPP…バーチャル・パワー・プラント

辻野

当社でも注目の事業ですよね。私は技術コンサルタントとして、滋賀エリアの法人営業を行っています。ミッションは技術力を発揮して、当社と電気の契約を続けていただくこと。エネルギーの有効活用をはじめ、災害時の事業継続対応など、お客さまが抱えているエネルギーの課題に対して、グループ会社の商材や新サービスなどを駆使して、解決につなげていきます。「コスト削減につながった」、「辻野さんに相談してよかった」とお客さまからお声をいただくと、うれしいですし、さらに頑張ろうと思います。

天野

挑む壁はそれぞれですが、みんなが「今よりもっと良くするため」に挑戦していますね。関西電力の「挑む」スピリットが浸透しているようですね。

TALK THEME 03

社内の「専門家」として
頼りがいのある
スペシャルな存在に。

渡辺

理系出身の社員は学生の頃から培った専門知識があるので、社内でも「専門家」として頼られています。私は「建築屋さん」として、建物に関して質問をされることが多く、踏み込んだ質問をされることもあります。頼られる分、きちんと応えたいので、常に勉強は欠かせません。業務に役立つ資格もいくつか取得しました。

天野

部署によっては、「電験(電気主任技術者)」の資格取得を奨励しています。私も入社してから三種を取得しました。職場で開催される「電験資格取得講座」で、教壇に立ったこともあります。また、物理や電気の基礎知識があるため、安定度計算や地域間連系線の運用容量の算定など、自分自身が興味のある業務に携わることができました。

中久木

学生時代の知識が活かせるのはうれしいですよね。

天野

そうですね。私は入社してからの方が勉強しているかも(笑)

辻野

私は営業部門のなかの技術担当。営業担当者と同行して、お客さまに技術的なご提案をする役割なので、頼りにされますね。技術的な部分で話が通じるとお客さまは信用してくださり、距離がぐっと縮まります。そして、取引継続になるケースも多いのです。また、営業担当者とお客さま、営業担当者と協力会社の架け橋となることも。実現したいことを理解し、技術的に可能・不可能なことを示す、妥協案を模索するなどしています。

中久木

私もありました。以前は法人営業部が使う顧客管理システムを構築していたのですが、技術的に可能かどうかITの専門家として意見を求められ、この時は、頼られているなと感じました。ただ、当社はもともと技術者の多い会社なので、理系社員と意識したことは少ないかもしれません。

渡辺

自分が興味を持って学んできたこと、経験してきたことが会社と地域のために役立つ。専門家として貢献していることを日々実感できるので、やりがいにつながっていますね。

TALK THEME 04

風通しの良い風土と
社員想いの制度が
働きやすい環境をつくる。

辻野

当社はフレックス勤務や時差出勤、在宅勤務など家庭の都合に合わせて、融通の利く働き方ができます。私は子供が2人いますが、子供の行事の際には、在宅勤務と半休で対応しています。在宅勤務は通勤時間のロスがないので、朝はゆっくりと子供たちを保育園に送り、早く迎えに行けます。社内制度をフル活用することで仕事の都合をつけて、予定が組みやすくなりました。子育てと仕事を両立できています。共働きの世帯も増えてきて、職場の理解もあってありがたいです。

中久木

私はスーパーフレックス、在宅勤務、有給休暇などを活用しながらバランスよく働いています。スーパーフレックスは、13時までに出勤し、1日4時間以上という条件も満たせば、好きな時間帯で働けるという新制度。平日の早い時間にゆっくりお茶をして帰るなど、プライベートも大切にできるのがうれしいです。忙しい時は遅くまで働き、落ち着いたらリフレッシュして、メリハリをつけた柔軟な働き方ができています。

渡辺

スーパーフレックス制度は本当に便利ですよね。私は、昨年産休・育休を取得して、今年6月に職場復帰しました。はじめは時短勤務で働いていましたが、制度が確立されてからはフルタイム勤務に戻して、スーパーフレックスを活用しています。自分の仕事時間を確保しながら、子育てと両立できるようになりました。まだ子供が幼いので、体調不良などで突然の予定変更もあります。そんな時は自分の仕事が止まってしまうので、迷惑をかけないよう周りとの情報共有を心がけています。

天野

私も今年8月に産休・育休から復職しました。妊娠中に切迫流産になりましたが、通勤緩和のための朝夕の時短勤務制度を利用して乗り切ることができました。今も育児による時短勤務制度を利用しています。時短勤務と在宅勤務の両用が可能になったので、さらにサポート体制が充実して、本当に働きやすいです。子供が3~5歳になったら一度フルタイムに戻して、小学生になった時に再度時短勤務にして「小1の壁」に対応しようと思っています。

辻野

昔は時短勤務を何度も取得ができなかったから、ますます働きやすくなりましたよね。今では、男性も積極的に育休取得するようになってきたと思いますし、役職クラスは研修を受けて、認識の共有も徹底していると感じます。

中久木

産休・育休が最大3年まで取れて、当たり前に復帰できることは珍しいみたいですよ。本当にこの会社で恵まれていると思います。

辻野

関西電力に籍を置いたまま休職できる制度もあるから、配偶者が海外に転勤になった場合、休職してついていくこともできるし。

渡辺

「また帰ってきてね」というスタンスですよね。ひとりひとりを本当に大切に考えてくれている。働きやすい制度が整ってきているのも、若手の意見をきちんと聞いてくれる、風通しの良い風土のおかげかもしれないですね。

中久木

確かに風通しはいいですよね。私の職場では、週に一度30分直属の上長と話をする「1on1」という時間があります。この時間は働くうえでの話なら、何でも私が話したいことを上司に聞いてもらえるのです。先日「今の仕事は楽しいけれど、興味のあることが他にも出てきている。選択肢が多くてキャリアパスが決めきれず悩んでいる」と話しました。すると上長は「やりたいことを絞らなくてもいいよ、進めながら気持ちを探るのもいい」と言ってくださって。

辻野

良い上長ですね。無理強いするわけでもなく、気持ちに一緒に寄り添ってくれて。

天野

自分が部下を持つ立場になったら、1on1はぜひ取り入れたいですね。

渡辺

いいですね。ますます若手の意見が反映されていい会社になりそう!

リケジョの皆さんに向けてメッセージ

  • 天野
    天野

    私たちが入社した頃に比べて女性社員は増え、ロールモデルとなる先輩も大勢いますので、安心して入社してきてください。

  • 渡辺
    渡辺

    就職活動で、男女で差があるかどうか聞かれる機会が多いのですが、自分の想いさえあればキャリアは作れます!

  • 中久木
    中久木

    自分のしたいことがわからない人も多いと思います。当社は事業の幅が広いため、入社後に自分のしたいことを見つけることもできます。あまり悩み過ぎず生きる道を見つけていきましょう。ぜひ、後悔のない選択を。

  • 辻野
    辻野

    就職活動は大きな決断の時期です。コロナ禍で大変な時勢ですが、私たちも新しいことに挑戦していきます。皆さんも一緒に、道を切り拓いていきましょう。

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