導入事例

火力発電所運営・維持管理能力向上プログラム

ノウハウを詰め込んだ研修とフォローアップで、電力の安定供給と経済性確保に貢献します

独立行政法人国際協力機構(以下JICA)が立ち上げた「火力発電所運営・維持管理能力向上プログラム」に参画しました。本プログラムは、パキスタン、バングラデシュおよびエジプトを対象に、現地の火力発電所の運営・維持管理体制等を調査し、強化すべき分野を分析したうえで、各地域の技術者を日本に招いて必要な研修を実施し、その後、現地のフォローアップ調査を行う、という流れを複数回繰り返すものでした。調査、分析結果に応じて講義、実習を実施したため効果的な教育支援となり、さらに一連の業務を通じて、本プログラム参加国に対して、安全意識の向上方策や人材育成方法等についての提案も行ないました。

研修員からは、「研修で学んだ技術を自国に持ち帰り同僚と共有できている」、「トラブルの原因究明等の対応に役立てられている」といった声も多数いただいております。

研修風景

パキスタン周辺の対象地域を表す地図

業務内容イメージ

火力発電所運営・維持管理能力向上プログラムの流れを表す図

②→③を3サイクル繰り返すことにより効果・能力を定着

POINT

  • 現地調査をもとに強化すべき分野を分析し、研修を実施
  • 研修後に現地のフォローアップ調査を行い、能力定着率を向上
  • 安全意識の向上方策や人材育成方法についてもご提案

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