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2019年7月4日
関西電力株式会社

台風21号対応検証委員会報告の取り組み状況について

 当社は、2018年9月4日に襲来した台風21号の影響により、広範囲かつ長時間にわたる停電を発生させ、今後の大規模災害時におけるより的確で盤石な対応を図るため、社長を委員長とする「台風21号対応検証委員会」を設置し、「停電の早期復旧」「お客さま対応」「自治体との連携」という観点から、対応の全般を検証し、課題を抽出した上で、幅広く対策の検討を行い台風21号対応検証委員会報告として取りまとめました。

 (2018年12月13日 お知らせ済)

 このうち、今年の台風シーズンまでに実施する主な取り組みは以下のとおりです。

「停電の早期復旧」
 被害全容の早期把握に向けて、被害調査班の早期増強やドローンやスマートメーター等の活用を図ります。さらに、復旧工事の体制強化に向け、社内はもとより他電力会社や協力会社による応援強化を図ります。
「お客さま対応」
 タイムリーに停電情報をお客さまにお届けできるよう、本日からプッシュ型の無料アプリ「関西停電情報」の運用を開始します。あわせて、復旧進捗状況についても、当社ホームページ上できめ細かくお知らせできるシステムをできる限り早期に開発してまいります。
 また、コールセンター以外の受付機能の強化に向け、AIを活用した停電情報自動応答システムを9月上旬予定で導入いたします。
「自治体との連携」
 関係する多くの自治体と個別に協議を進め、災害時の情報連絡体制の確立・強化を行うとともに、障害物除去に関する事前協議や優先復旧施設の考え方を相互確認するなど、連携強化に取り組んでまいります。

 当社は、上記に加え、中長期的な取り組みも含む全ての取り組みを着実に実施し、得られた教訓をしっかりと継承していくことで、電気をはじめとするエネルギーを安全かつ安定的にお届けし、社会の皆さまの暮らしを支えるという大切な使命を果たしてまいります。

※中長期的な対策としていたが、前倒しして実施するもの。

以 上

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