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2016年3月1日
関西電力株式会社

高浜発電所4号機の原子炉自動停止について(第3報)

 高浜発電所4号機(加圧水型軽水炉:定格出力87.0万kW)は、平成28年2月29日14時01分26秒、並列操作を実施したところ、14時01分26秒、発電機が自動停止し、「主変・発電機内部故障」および「PT(計器用変圧器)故障」の警報が発信し、14時01分27秒タービンおよび原子炉が自動停止しました。
 その後、発電機が自動停止した際、「主変・発電機内部故障」の警報が発信していたため、現地のリレー盤にて、当該警報の発信要素の動作リレーを確認したところ、主変圧器の故障を示す検出回路が動作していることを確認しました。
 その結果、発電機自動停止回路が作動したことから、発電機が自動停止に至ったと考えられます。
 高浜発電所4号機の排気筒モニタと高浜発電所の周辺モニタの指示値に有意な指示変動はなく、環境への放射能の影響はありません。
 原子炉停止後の運転パラメータは安定しています。

平成28年2月29日お知らせ済み)

1.調査状況
(1)原子炉停止後の主要機器の外観点検
発電機、主変圧器、計器用変圧器、動作した保護リレーM87Bについては、外観点検の結果、異常はありませんでした。
また、今回の並列操作について調査したところ、正常に操作が行われていることを確認しました。
(2)並列作業直後の状況
今回の定期検査中(平成23年8月)に発電機変圧器保護リレー盤の更新工事を実施しており、発電機内部故障を検出するための保護リレー(G87)については、並列後の初期負荷(発電機出力5%)状態にて健全性を確認するため、使用しない状態としていました。
また、発電機の内部故障を検出する保護リレーMG87A(主変圧器~発電機を一括で保護)に加え、本来、主変圧器の内部故障を検出する保護リレーM87Bについても、バックアップ保護回路として発電機と主変圧器の故障を検出できるように変更して使用していました。
一方、並列直後の系統からの潮流による保護リレーM87Bに流れた電流値について記録を確認したところ、発電機並列操作直後の発電機に対し、送電系統側から流れる潮流は、瞬間的に発電機を保護し停止させる設定値30%を上回って電力潮流が流入していることを確認しました。
 このため、当該リレーが動作したものと推定しました。
2.今後の予定
・今後、M87Bが動作した原因について、さらに詳細な検討を進めてまいります。外観点検の結果、異常がないことを確認した発電機、主変圧器などの発電設備について、絶縁抵抗測定等を実施し、内部に問題がないことを確認します。

以 上

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