プレスリリース

2014年3月17日
関西電力株式会社

低圧受電のお客さまへのスマートメーター導入計画の見直しおよび高圧受電(500kW未満)のお客さま向けスマートメーターへの通信機器の導入計画について
~全国に先駆け、すべてのお客さまにスマートメーターを活用したサービスを提供~

 当社は、平成20年度から、全国に先駆け、スマートメーターの導入によるお客さまサービスの向上や業務運営のさらなる効率化に取り組んでおり、平成35年度までに、ご家庭等の低圧受電のお客さまの全数となる約1,300万台導入することを計画していました。
 このたび、お客さまに少しでも早くスマートメーターを活用したサービスを提供するために、導入完了時期を1年間前倒しして、平成34年度までに全数を導入する計画に見直しました。

 また、工場やオフィスビル等の高圧受電(500kW未満)のお客さまに対しても、電気のご使用状況の見える化などを目的に、平成23年12月から、低圧分野で構築したマルチホップ方式※1を採用した通信機器をスマートメーターに試験導入していました。
 このたび、実用化の目途が立ったため、平成32年度までに、高圧受電(500kW未満)のお客さまに導入している計器の全数となる約13万台に通信機器を導入することとしました。
 これにより、平成34年度には、全国に先駆け、低圧、高圧、特別高圧の全てのお客さまにスマートメーターを活用したサービスの提供が可能となります。

【導入計画の概要】

 当社は、平成26年度上期に、スマートメーターの調達先を幅広く募集する一般競争入札を実施するなど、徹底した調達コストの低減を目指し、導入計画を着実に進めるとともに、今後も引き続き、スマートメーターを活用した電気ご使用状況の見える化サービスである「はぴeみる電」※3や「電気ご使用量お知らせサービス」※4のご紹介等を通じた省エネルギーの推進や柔軟な料金メニューなど、お客さまのお役に立つサービスの提供に取り組んでまいります。

  • ※1 マルチホップ方式とは、メーター間で電気使用量のデータを転送させ、各メーターのデータを遠隔で集約装置に一括して収集することができる方式。
  • ※2 通信環境等により設置できないお客さまは除く
  • ※3 はぴeみる電(低圧お客さま向け電気ご使用量のお知らせ照会サービス)従来、紙でお知らせしていた検針結果に加え、過去24ヶ月分の電気使用量・料金のグラフや一覧表をWEB上でご確認いただける登録制の無料サービス。本サービスでは検針結果だけでなく、CO排出量や省エネルギーに活用できる情報等もご確認いただくことができる。
  • ※4 電気ご使用量お知らせサービス(特別高圧および高圧のお客さま向け電気ご使用量のお知らせ照会サービス)

 

プレスリリース