プレスリリース

2012年6月29日
関西電力株式会社

原子力発電所の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の耐震性評価の進捗状況報告書の提出について

 当社は、平成23年6月7日に、原子力安全・保安院から、地震による東京電力福島第一原子力発電所内の開閉所における遮断器等の損傷に関し、当社原子力発電所の開閉所等の地震対策について指示を受け、原子力発電所の開閉所および変圧器の地震影響について分析、評価を行い、その結果を取りまとめ、平成23年7月7日、原子力安全・保安院に中間報告書を提出しました。

[平成23年7月7日お知らせ済み]

 平成23年7月7日の中間報告提出時点では、東京電力において、開閉所の遮断器等の損傷についての詳細評価が出ていなかったため、その評価結果に基づく新たな知見が得られた場合は、反映すべきものがないか判断し、最終報告を行う予定でした。
 平成24年1月19日に、東京電力から、機器の損傷原因が詳細に原子力安全・保安院に報告され、これを受けて、原子力安全・保安院から、東京電力の影響評価報告書の内容を踏まえて、原子力発電所等の開閉所の電気設備及び変圧器において、今後発生する可能性のある地震動を入力地震動に用いた耐震性の評価および対策についての実施計画を報告するように指示を受け、平成24年2月17日に原子力安全・保安院に実施計画書を提出しました。

[平成24年2月17日お知らせ済み]

 その後、実施計画に基づき、平成24年2月17日から平成24年6月末現在まで進めている耐震性評価の進捗状況について、本日、原子力安全・保安院に平成24年度第1四半期報告を提出しました。
 今後も引き続き、実施計画に基づき開閉所等の耐震性評価を行ってまいります。

以 上

プレスリリース