プレスリリース

2006年3月22日
関西電力株式会社

大飯発電所3,4号機廃棄物処理建屋内での火災報知器の動作について

 大飯発電所3,4号機の廃棄物処理建屋内において、本日18時40分頃、火災報知器が動作しました。直ちに現場を確認した結果、建屋のエレベーター出口に煙が充満しており、防火扉が動作していることが判明しました。


 なお、建屋への立入者については、全員退避を完了しており、被ばくもなく、周辺環境への放射能の影響もありません。


 19時47分、若狭消防本部隊員4名(その後一旦退出)および当社社員7名が、また20時15分、若狭消防本部隊員4名および当社社員2名が管理区域内に入域し、現場を確認した結果、廃棄物処理建屋3階面(地上26mの高さ)のフィルタバルブ室上の中2階で発火を確認しました。20時27分には、このうちの若狭消防本部隊員4名および当社社員3名が、消火器で消火作業を行いました。


 また、協力会社の作業員2名が、若干の煙を吸い込んだため、念のため救急車で病院に向かいましたが、診察を終え現在、発電所に戻りました


 22時35分に、消防により鎮火が確認されました。なお、出火した箇所は、協力会社が工具等の物置として使用していた場所です。明日、消防ならびに警察により、詳細な状況および原因究明のための現場検証が行われる予定と聞いております。

以  上

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