プレスリリース

2001年11月16日

シンガポール国パワーセラヤ社セラヤ第一発電所の
オリマルジョン焚設備改造に係るコンサルタント業務への参画について

 当社は、この度、シンガポール国パワーセラヤ社セラヤ第一発電所のオリマルジョン焚設備改造に係るコンサルタント業務を受託することとなりました。

 セラヤ第一発電所は、昭和61年に運開した重油焚の火力発電所でありますが、パワーセラヤ社はオリマルジョン焚への改造を計画しており、平成13年8月、この設備改造に係るコンサルタント業務の入札を実施しました。

 当社は、シンガポール国の発電事業コンサルタント会社であるDRPL社 (Development Resources Private Limited)と共同で応札し、欧米系コンサルタント会社との競合の末、11月12日、落札に至ったものです。

 これは、応札内容が技術・価格の両面でパワーセラヤ社に高く評価された結果でありますが、とりわけ、当社大阪発電所4号機におけるオリマルジョン焚実証試験を通じて得られた、設備設計、環境対策、ならびに運転保守に関する世界でも有数の知見が、今回の落札に大きく寄与したものと考えています。

 また、本プロジェクトへの参画は、
  これまでに培ったオリマルジョン焚に関する技術・ノウハウの有効活用
  収益の確保
  今後の海外事業展開に向けた知見、情報の獲得
を狙いとしています。

 コンサルタント業務の契約期間は、発電所の試運転が完了する平成17年6月までを予定しており、その間に、発電所オリマルジョン焚改造工事に係る技術指導を行っていく予定です。

 今後も、当社は、事業領域の拡大、収益力の強化、ならびに国際競争への参画による新たな知見の獲得を目指し、グループの総合力を最大限活用することで、積極的に海外事業を展開していきたいと考えています。

以 上  

<参考資料>


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