- ◇オリマルジョンの概要
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ベネズエラで産出される天然オリノコ(半固体状)を原料に水と界面活性剤を加えた燃料。 |
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オリマルジョン⇒ |
天然オリノコ(70%)+水(30%)+界面活性剤(微量)
※界面活性剤:水と油分等を吸着させるもの |
- <特 徴>
- 液体燃料として輸送・貯蔵・燃焼が可能。
- 埋蔵量が膨大で長期安定供給が可能。
- 石炭と競合しうる経済性。
- <導入実績>
- 平成3年10月に、鹿島北共同発電所2号機(12.5万kW、茨城県鹿島郡、鹿島共同発電株式会社)が世界で初めてオリマルジョン焚を採用して以来、これまで当社大阪発電所4号機を含む国内の4発電所6ユニットでオリマルジョン焚を採用。(実証試験中・現在休止中含む)
- 海外でも導入実績あり。
- <当社のオリマルジョン焚実証試験の概要>
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[実施場所] |
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大阪発電所4号機(出力15.6万kW、大阪市住之江区) |
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[実施期間] |
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1994年6月~1999年9月 |
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[結果] |
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燃焼特性及びハンドリング技術を確立 |
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環境保全装置(電気集塵器、脱硝装置、脱硫装置)の性能確認 等 |
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→2001年2月から2004年までを目途として、 |
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新型オリマルジョン※特性確認 |
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高効率化を目指した高温度運転下での腐食試験 |
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等を現在実施中。 |
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※新型オリマルジョン: |
界面活性剤の成分を新しくしたもの。セラヤ第一発電所でも使用予定。 |
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