プレスリリース

2012年6月22日
関西電力株式会社

火力発電所におけるクラゲ大量発生による出力抑制について

 運転中の火力発電所の取水口にクラゲが大量発生する事象が5月中旬頃から発生しています。
 取水口の奥の取水槽には海水中の塵芥等を除去するスクリーンが設置されており、回収作業を行っていますが、6月15日以降、スクリーンでの回収容量を超えるクラゲが発生したことにより、発電タービンを回した蒸気を冷却する海水を取水できない状態が継続しています。その影響により、現在(10:00時点)、南港発電所、姫路第二発電所において、断続的に発電出力を抑制しております。

南港発電所 2号機(定格出力:60万kW) 20万KW
3号機(定格出力:60万kW) 30万kW
姫路第二発電所 4号機(定格出力:45万kW) 35万kW
5号機(定格出力:60万kW) 50万kW

 これらの発電所においてはクラゲが減少次第、出力を上昇させて運転を行う予定です。
 なお、現時点では、電力需給への影響はありません。

以 上

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