プレスリリース

2012年5月18日
関西電力株式会社

国のエネルギー・環境会議及び電力需給に関する検討会合における今夏の電力需給対策のとりまとめについて(コメント)

 当社はこれまで、この夏の供給力の確保に最大限の努力を尽くしてきましたが、大飯発電所3、4号機をはじめ、原子力プラントの再稼動の見通しが依然として立っておらず、この夏は8月の需給ギャップがマイナス14.9%と、全国で最も厳しい状況となることが見込まれます。
 このままでは、猛暑となった場合、広域的な停電を回避できない可能性もあることから、この夏も節電のお願いをせざるを得ないと考えています。

 本日、国のエネルギー・環境会議及び電力需給に関する検討会合において、この夏の電力需給対策がまとまり、国から中部電力、北陸電力、中国電力の管内に5%以上の数値目標を伴う節電のご要請があり、関西への応援融通を確保することにより、当社管内において、一昨年と比べて15%以上の節電のご要請がありました。

 中部電力、北陸電力、中国電力の管内のお客さまには、関西の需給安定に向けて、節電にご協力を賜ることとなり、誠に申し訳ありませんが、この夏の節電に格別のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 当社管内の節電のお願いにつきましては、国の方針を踏まえ、自治体の皆さまとご相談のうえ、決まり次第速やかに公表いたします。

以 上

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