プレスリリース

2011年12月15日
関西電力株式会社

美浜発電所2号機の定期検査開始について

 美浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力50万キロワット、定格熱出力145万6千キロワット)は、平成23年12月18日から約5ヶ月の予定で第27回定期検査を実施※1します。

 定期検査を実施する主な設備は、次の通りです。

原子炉本体
原子炉冷却系統設備
計測制御系統設備
燃料設備
放射線管理設備
廃棄設備
原子炉格納施設
非常用予備発電装置
蒸気タービン

※1 美浜発電所2号機は、11月30日2時よりコーストダウン運転を行っていましたが、A−加圧器スプレ弁のグランド部から1次冷却水をドレンタンクに回収する配管内の流量が増加傾向にあったため、12月7日に電気出力約95%から出力降下を開始し、12月8日に原子炉を停止しています。
(コーストダウン運転)
 運転期間の末期において、1次冷却材系統のほう素(制御材)濃度を低下させず、ほう素濃度を一定とし燃料の燃焼反応度の低下に伴い、電気出力を低下させていく運転をコーストダウン運転という。通常は燃焼反応度の低下に伴い、1次冷却材系統のほう素濃度を低下させながら定格出力を維持している。

以 上

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