プレスリリース

2011年5月30日
関西電力株式会社

舞鶴発電所における取放水温度差の環境保全協定値超過について

 平成23年5月30日、運転中の舞鶴発電所(1号機:90万kW、 2号機:90万kW)において、取水側と放水側の海水の温度差が3時から4時の1時間の平均値で7.1℃となり、京都府、舞鶴市および高浜町との環境保全協定値※1である7℃を超過しました。

 昨日からの暴風雨により、取水口に海藻等の漂着物が大量に流れ込んだことで、蒸気を冷却する海水の取水量が減ったことから、取水側と放水側の海水の温度差を低減させるため、1号機は、29日22時15分から出力を降下させ、30日3時45分に運転を停止しました。
 また、2号機についても、29日21時41分から最低負荷(27万kW)まで順次出力を降下させましたが、結果として、放水する海水の温度が通常より上がったことで、環境保全協定値を超過したものです。

 現在、1号機の停止および2号機の出力抑制を継続することにより、取放水温度差は環境保全協定値内に収まっています。
 なお、海水取水系統に溜まった海藻等の漂着物を除去する作業を実施中であり、完了次第、通常運転することとしております。

  • (※1)環境保全協定・・・事業活動における環境保全のための措置等について自治体との間で締結した協定

以 上

<添付資料>

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