プレスリリース

2011年3月15日
関西電力株式会社

今回の東北地方太平洋沖地震を受けて

 当社は、3月11日に発生した東日本大地震を受け、福井県西川知事ならびに地元からのご要請を受け、福井県内11基の原子力発電所の「止める」「冷やす」「閉じ込める」の安全上重要な機能が健全であることを確認しています。
 これまで、主要機器の巡回点検等を行ってきましたが、今後、非常用ディーゼル発電機等の起動試験や各種パラメータ確認などを行うなど設備の安全性を再確認してまいります。

 また、今回、福島第一原子力発電所で発生した事象の詳細内容が分かり次第、ソフト面やハード面を含めた対策を講じることとしていますが、速やかに以下の対策についての検討に入ります。

(検討していく対策例)
  • ・非常用ディーゼル発電機以外に、可搬式による空冷式非常用発電機の設置
  • ・海水ポンプの津波対策の強化
  • ・海水ポンプの予備として可搬式ディーゼル駆動ポンプの設置
  • ・外部電源喪失を想定したアクシデントマネジメント訓練の強化

 当社は引き続き、原子力発電所の安全・安定運転に万全を期してまいります。

以 上

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