プレスリリース
2005
2005年12月22日
関西電力株式会社
当社社員の個人所有パソコンからの業務情報流出について
当社においては、昨日、原子力安全・保安院からの連絡により、当社および当社関係会社の原子力に関する業務情報がウィニーネットワーク上に流出していることが判明いたしました。
これは当社社員の個人所有パソコンにインストールされているウィニーソフトがウィルスに感染し、これが原因でパソコン内にあった情報が社外に流出したものです。
流出した情報については、核物質防護に関する機微情報は含まれていませんでしたが、原子燃料の健全性基準など当社業務情報や、当該社員が以前に出向していた際の関係会社の業務情報が含まれていました。
当社としては、先般の情報流出(平成17年12月9日お知らせ済み)を受け、社員全員に対し、
◇ | 個人所有のパソコンで業務情報を扱わないよう改めて周知する |
◇ | 情報管理の実態を全社的に総点検する |
◇ | 個人所有のパソコン内に業務情報があれば全て削除させ、会社としてこれを確認する |
◇ | 業務上、社外においてパソコン使用が必要な社員には、セキュリティ対策を施したパソコンを貸与する |
といった対策を進めており、さらに原子力部門においては、全社員から確認書を提出させていたにもかかわらず、同種の情報流出を再びひき起こしたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
今後は、個人所有のパソコン内における業務情報の確認・削除にあたり、万全を期すため、新たに全社員にその手順を明確に示したうえで確実に実施させ、削除の結果をチェックシートに基づき各所属の情報セキュリティ管理者が確認することにより、二度と同じことを繰り返さないよう徹底してまいります。
以 上