2固定・有効利用研究の本格スタートについて"> 2固定・有効利用研究の本格スタートについて"> 竹の炭化によるCO2固定・有効利用研究の本格スタートについて|2004|プレスリリース|企業情報|関西電力

プレスリリース

2004年10月28日

竹の炭化によるCO固定・有効利用研究の本格スタートについて

 当社は、このたび、竹の炭化によるCO2固定・有効利用研究を舞鶴市において本格的に開始することとなりました。  

 当社は、これまでから地球温暖化防止技術の研究に取り組んできましたが、本研究は新たに地域密着型のCO2固定・有効利用技術として、舞鶴地域に生育している竹を炭化させ大気中のCO2を竹炭に固定するとともに、この竹炭を有効利用するための実証研究であります。

 本研究の実施にあたり、舞鶴自然文化園内に7月末より建設していた研究施設が、来る11月1日に完成の運びとなり、研究を本格的に開始することとなりました。
 竹林拡大による森林被害は全国的な問題になっていますが、今回の取組みにより、竹の有効利用が図られることから、竹炭によるCO2固定という地球温暖化防止と地域環境の改善が同時達成できると考えています。

1.研究概要
 竹を炭化させることにより、大気中のCO2を竹炭として長期間・安定的に固定するとともに、この竹炭を水質浄化や土壌改良材等へ有効利用するための各種実証研究を行います。
(資料参照)
研究主体: 関西電力株式会社 環境技術研究センター
協力団体: 京都府、舞鶴市、ふるさと大浦21、森林組合など地元関係者の皆さま
研究期間: 5年間
 
2.施設概要
名 称: 関西電力株式会社
  舞鶴CO2竹炭固定・有効利用実験センター  
場 所: 京都府舞鶴市字多祢寺地内  
構 成: 作業スペース(炭化装置)、原料・製品保管スペース、学習コーナー等
  ※学習コーナーでは地球温暖化問題や研究内容のパネル等展示  
特 色: 周辺との景観に配慮した山小屋風の鉄骨造り・平屋建て
  (資料参照)
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